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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Nov 10, 2007
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カテゴリ:経営日記

知的好奇心とは,人の受け売りでなく,社会で「常識」とされていることに対し,どこかおかしいんじゃないかと疑い,納得できない部分は自分でとことん確かめようとする態度のことだと思う.

「これはそういうものだ」と思われていることも,実は余り理由がなかったり,当初の理由が既に実態に合わなくなっていたりすることが多い.社会は常に進化し変わっているから,今の常識はすぐに非常識に変わっていくことさえ当然のことだと思う.

ビジネスを行っていく際も,こうした「常識的なこと」を疑って,もっと実はうまくできるんじゃないかと知的好奇心を発揮することが大事だと思う.1000円ヘアカットで有名なQBハウスも,「散髪とは高くて時間のかかるもの」という常識を疑って成功したし,画面の小さい携帯サイトでは物は売れないというついこないだまでの常識を覆して成功しているのが,携帯オークションのDeNAだ.

会社の中でも,「それは正社員が時間をかけてやるもの」はアウトソースが使えたり,「この業種では一人当たり売り上げはこれくらい」ってのも根拠がないし,「そんな少量販売では採算が取れない」ってのも嘘だし,ちょっと疑えば納得の出来ないことはたくさんある.

経営者が「もの分かりのよい会社」になったら終わりだと思う.社長が「変人」と呼ばれている位が,進歩のある会社なんだろうなあと思います.






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Last updated  Nov 10, 2007 09:58:56 PM
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