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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Feb 9, 2009
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カテゴリ:日常

先日,国際保健医療の勉強会に行ったら,長崎大学の先生がこんな寓話を紹介してくれた(アフリカでの設定だったけど). 

チベットのラマ僧が若い修行僧の集まりで,時間の使い方について話したという寓話です.

ラマ僧は集まっている修行僧たちの前に1ガロンほどの広口の壷を置き,そこに1ダースほどのこぶし大の石をひとつずつ入れていきました.

やがて石が壷の入り口まで一杯になるとラマ僧が修行僧たちに尋ねました.

「この壷は一杯でしょうか?」

修行僧たちが皆「はい」と答えるとラマ僧は次に砂利を取り出し,その壷へ流し込みんだのです.

すると大きな石の隙間にその砂利がどんどんと入り込んでいくではありませんか.

それからラマ僧は再び尋ねました.

「この壷は一杯でしょうか?」

「たぶん違います」

修行僧たちも,何かに気づいたようです.

「よろしい!」

ラマ僧はそう答えると次に砂を取り出しました.砂は石と砂利との隙間へと流れ込んでいきます.

そして再び「この壷は一杯でしょうか?」と問いかけました.

「いいえ」

修行僧たちは叫びました.

「よろしい」

ラマ僧はそう言うと次に水差しを取り出し壷へと水を注ぎこんだのです.

そして水が溢れそうになったときラマ僧はこう尋ねたのです.

「この例えの意味するところは一体なんでしょうか?」

するとひとりの若い修行僧が手を挙げて答えました.

「自分の時間がどれだけ詰まっていようが,その気になれば,いつでもそれ以上のものを組み込めるということです」

「いいえ」

そう言ってラマ僧は首を横に振りました.

大きな石は先に入れなければ,後から入れようと思っても入らなくなってしまいます.

あなたの人生にとっての大きな石とは何でしょうか?子供たち,愛する人たち,教養,夢, 大義名分,健康...

ラマ僧は言います.こうした「大きな石」をまず最初に入れることを覚えておきなさい.

さもなければ,それらを後から入れることができなくなってしまうのですから.

もしあなたが砂利や砂のように些細なことに汗するならば,あなたを悩ませる大した問題ではない,つまらないことに人生を費やしてしまうでしょう.

そしてあなたは大切な事柄に向き合うべき本質の時間をも,なくしてしまいます.

自分にとっての大きな石とは何でしょうか?自分自身にもう一度問うてみて下さい.そしてそれをあなたの壷に,最初に入れることです.






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Last updated  Feb 9, 2009 02:42:10 PM
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