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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Nov 5, 2009
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僕はいつも,目標の10分の1が出来ていたら,その目標はある時期に達成可能だと思っている. 

例えばランニングなら,4キロちょっと走れる様になった段階でもう,「マラソン大丈夫」と思ってしまう訳だ.何か勉強をしたりするときでも,10分の1だけ達成できた段階でなんとなく,終わりが見えるような気もする.

何とも能天気な話だと思われるかも知れないが,それにはこのような法則?があると思う.世の中の物事は,10倍凄いと思われることでも,実際の差は紙一重ってことはよくある.殆どの人はドングリの背比べだから,人より5%勝るだけでいきなり順位が上がり,10倍の報酬,時には100倍の報酬が得られることだってあるのだ.

典型的には政治家で,何でもない人がひたすら地道に政治活動を行ったお陰で国会議員になり,あれよあれよという間に国の行き先を左右する立場になることはよくあることだ.その人をよく知っている人なら,「なんであいつが...」と思うかもしれないが,少しの方向性の差と5%や10%の努力の差が,後々100倍も1000倍も(この場合は世の中に対するインパクト)の差になることがある.

会社だって楽天の三木谷さんの努力と,その当時の多くのネットショッピング・モールを始めた経営者たちの差はどれ程あったというのだろう.三木谷さんもそりゃ努力したかもしれなかったが,もしかしたら紙一重の差だったかも知れない.その差が今では楽天独り勝ちの結果を生み,企業家個人の成功を彼が得た富で測れるとすると,一万倍ではきかないほどの差となっている.

逆にいえば,今は微々たる売上高で,どうしたら何億も利益が上げられるんだろうと想像さえつかないとしても,他人よりも少し抜きんでいれさえすれば,後々100倍も1000倍も差がつくこともありえる.

だから冒頭の「10分の1の法則」なのだけど,少しの差少しの努力が後々大きな差を生むとしたら,10分の1を「まだまだ全然」と萎えてしまうよりも,「ここさえしっかり」と他人より10%勝る気持ちでやっていれば,残りの10分の9はあっという間に達成するということなのだ.

当社の現状を考えても,今のビジネスモデルで達成できている規模の10倍は十分実現可能な範囲だと思う. 勿論油断大敵で,その過程にはいろんな出来事が待ち受けているに違いない.その過程を楽しみながら,あとから振り返ればあっという間だったなと思える展開にしたいと思っています.

 






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Last updated  Nov 5, 2009 11:54:14 PM
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