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最近読んだ本の中に、「トンカチにとってすべての問題は釘に見える」という例えが出てきた。専門的な見方に固執すると、その見方しか出来なくなり視野が狭くなるということの例えである。 そう言えば学生の頃、法律を学んでいたら「世の中の全ての問題は法律問題に見えてきた」し、留学して経済学を学んでいたら世の中の問題をすべて「経済効率」で判断してしまうような錯覚があった。今なら「虫」や「ビジネス」の観点からかも知れない。 でももちろん世の中は一つの視点からだけでは割り切れない。なんども自分の「常識」を打ち壊されて目から鱗が何枚も剥げて、ようやく少しは複眼的な見方が出来るのだろう。 当社も勿論、「専門バカ」にならずに世の中人のためにフェアな見方、行動基準で経営していきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 16, 2010 09:53:01 PM
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