[カテゴリ未分類]の記事一覧 | 千駄木5丁目の環境を守る（高層マンション建設について考える）

解体工事で事故発生

ついに恐れていた事がおきました。平成21年4月8日(水）23:30過ぎ、深夜の解体工事現場より鉄パイプやコンクリートの破片が落下する物凄い破壊音が轟きわたりました。音の大きさからしてかなり大きな破片が数十ｍの高さから落下したものだと思います。現場から20m近く離れている我が家でも飛び起きたくらいですから、現場真横にお住まいの方々、お年寄りの方々の恐怖・不安は如何程のものか計り知れません。事実、その後不安で眠れず、という方も多くいらっしゃいました。警察を呼び、中の確認をしようとしましたが、緊急連絡先へも連絡つかず、原因確認・現場調査もできないままでした。杜撰この上ない管理体制と工事作業に、あきれて物もいえません。しかも、事故後にあった計画説明会では、本件について一言も触れず、こちらから指摘して初めて「そういうこともあったと報告受けています」と発言するのみで、住民に対してどれほどの被害・不安を与えたか、全く詫びる姿勢を見せませんでした。原因についても「深夜で、誰もおらず、わからない」との発言でした。全く危機管理意識がありません。これがあの、ＮＴＴグループのやっていることだと思うと非常に憤りを感じるともに、情けなさを痛感しました。今回は負傷者・死者等の被害は幸い出ていませんが、まかり間違えば大惨事になる所です。このようなことがあってからでは遅いので、我々は早く管理体制の徹底や住民との協定締結を再三再四申し入れているのですが、利益に溺れ、予定通りの事業計画に固執するのか、協定を結ぼうとせず、あいまいな危機管理のもと強引に進めております。4月11日の説明会で我々住民側の強い指摘で初めて、事の重大さを認識（したかどうかわかりませんが）原因究明や管理体制を整える、といってきました。このような不誠実で信頼に乏しい事業主を地域共生のパートナーとして受け入れられるでしょうか。

酷いやり方です

住民との協定や「実施する」と約束した家屋調査を行わずに解体工事を始めて一ヶ月余。解体のための足場を組んだり、防音パネルを設置する段階で、ものすごい騒音や振動、粉塵が発生しておりますが、それは「解体準備作業であって解体ではない」とおっしゃる。解体準備であれば、音、振動、粉塵を出しても良いのですね？近隣住民が健康被害や精神被害を受けても良いのでしょうか？ＮＴＴさん？しかもプロジェクトオーナーたる責任者が一切、住民の前に顔を出さず、です。ＮＴＴ殿、ＮＴＴ都市開発殿とは、こんな酷いやり方をする会社なのでしょうか。共同事業主の東京建物殿もしかり、です。近隣住民対策請負会社のテン設計殿も習志野、我孫子、多摩、そして千駄木と火消しに回っているようですが、どこも炎が大きくなっているようです。ちゃんと日本語でコミュニケーションできない事業主では会話が成り立たないのは当たり前ですよね。

解体工事

今日、いきなり解体予定の建物に足桁ができていました。工事前に、各家に振動等による被害を補償するために、事前に説明の上、許可を得て家屋の写真を取るといっていましたが、何の連絡もないのではないか。不在だったから勝手に写真をとらせてもらったというのなら、言語道断である。それで写真をとったとしても密集地域のため、表道路に面した所しか、とっていないはずである。補償について曖昧な状態で実施するのは非常におかしい。

ふと、感じました

今回のマンションのＣ棟と呼ばれる東西に長い７階建ての棟はバス通りから、住宅１戸分中に入った所に計画されていますので、われわれ北側住民だけでなく、バス通りとマンションにはさまれる格好になる住戸もマンション側から見通されてしまうのではないでしょうか。テラスや玄関や通路も既存住宅側に面しており（４ｍ離れるようですが）、住民の出入りなどもあるので、南側の窓の開閉も神経を使わざるを得ないのではないか、と思います。

住民の生活を守ろう

2/8に本駒込の地域センタで初めて説明があったのですが、文京区千駄木5丁目のＮＴＴ庁舎を壊し、隣接の空き地とつなげて10F建のマンションの建設計画を事業主体である東京建物、飛島建設、ＮＴＴおよび地域紛争調整会社としてテン設計という会社が説明会を開催しました。説明会を聞く限り「儲かればよい」という利己主義が強く感じられ、自己利益のみの発想で地域破壊、地価下落、自然破壊、住民生活・健康の低下についてまるで配慮されていない内容に感じられました。大きな問題は下記３つ駐車施設出入り口設置場所と設備の稼動音による騒音問題北側に面した幅3.2ｍの区道（以下、本道と称す）に面した道に84台の駐車場の出入り口を作る予定。団子坂上のバス通りに出るには住宅街のクランクを抜ける必要があり、通学児童や周辺のお年寄り、車椅子の方が通る狭い道を84台の車が通ることになる。しかもマンション住民の車両だけではなく、生活運搬車（宅配、郵便、清掃トラック等）も通行することになるため、狭い本道の交通量は著しく増加し、事故発生リスクも非常に高まることになる。しかも、現在の本道は3.2m強の道幅があるが、業者の説明では道路中心線から2m後退してフェンスを設置とある。この内容で進められると、現在の蜜幅よりも狭くなることになり、一層、地域住民の安全な生活を脅威に陥れるものである。また、地上3階、地下2階の機械式スライド型駐車施設を設置するとあるが、この設備の稼動音や車両音が24時間365日周囲に響く可能性が発生し、住民は新たな騒音による精神的苦痛・障害を受ける恐れもある。日照権、生活圏に関する問題大通り面10F（高さ30m）、中面7F（高さ21.4m）の巨大な建造物による日照権、生活権の侵害南北を遮断する格好で幅68m強、高さ21.4mの7Ｆ建ての巨大な棟（壁）を作る計画。マンションから北側の本道までは約8mほどの距離で、本道に面する家は一日中日が当たらなくなる。（説明会でもテン設計が説明）また南北を21.4mの壁にさえぎられるため、四季を通じて風をさえぎられるとともに冬の北風などの場合、マンションの壁にあたり、吹き抜けず、北側に風が跳返ることになる。あわせて各戸の空調用室外機が南側に配置されると予測されるため、夏場の温風がすべて北側の住宅に向かって排出されることになる。これにより周囲環境の激変・気温の激しい上下変動などにより住民の生活面、健康面での被害が懸念される。プライバシー侵害また北側に向かって傾斜式・段階的な階数レイアウトになり、最北部はバルコニーが作られる予定。周囲はすべて高さ5～6mの２Ｆ、３Ｆ建ての一般家屋である。マンションのバルコニーは高さ10ｍ以上のところに設置されると推測され、上位から見下ろすような形になり、常に周囲住民は「上から覗かれる」というプライバシー侵害にさらされる。これは北側だけでなく、西、東側も同様である。以上、地域・周囲への影響を殆ど考慮されておらず、自己利益中心のコンセプトであると思える。これらの計画に対して上記3点を中心とした問題点の追求を通じて「平穏で安全、健康的な生活の維持」のため、計画見直し修正を広く関係団体・組織に求めてゆくものである。