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いい会社ってどんなだろう

2007年11月15日
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 「今日っていう日は来ちゃうんだなぁ・・・・」
そう言って駅の改札をくぐられたのは アイシン精機の山内社長です。
この日を楽しみに待っていましたからね来てもらわなくちゃ困りますが・・・・

山内社長に講演をお願いしたのが5月です。
6ヶ月前には 腐れ縁??を頼ってお願いしたのですが 引き受けたときより
実際このときになってみると体を空けるのが大変だったということなのでしょうか?

 アイシン精機は 売り上げ2.4兆円 従業員6.6万人の規模ですからね
拠点の数も世界158箇所とか・・・・
精力的に世界を回っていらっしゃいますが 実はまだ行けていない拠点が
一箇所だけあるのだとか・・・
それでありながら 今回の講演に実際に来ていただけたのですから
本当にありえないことなのかもしれません。


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 トヨタ自動車で課長をしていた頃 工場長(役員)だったのが山内さん
よくはっぱをかけられたのが つい昨日のようです。
厳しいけれど人情味があって 絶大な人気の専務でした。

 豊橋から 飯田線というローカル線で来られたのですが・・・
電車で一人でお見えになるところがお人柄です。
秘書の方は 行くとおっしゃったようなのですが “それくらいなら仕事しろ”と
言って一人で来たのだとか・・・・

 昼食後 早速会社を見ていただきました。

 今日も いつもお客様をお迎えするときのように 各部署のメンバーが
自分の職場を紹介します。

 今回説明をしたメンバーは“大当たり”ですよ。
とにかく気さくですからね。
どんどん質問されます。
そのうちに 指導モードになったり 誉めモードになったり・・・
まるで トヨタの現場の視察をしているときのようです。
とにかく現場の人を 一人前に扱ってくれます。

 「あの娘はここの子か? 嫁さんに狙ってるのか?」
「不良品の展示は この不良品が先生なんだ。 これを見ると次は出さないって
思うだろう」
「ところで あなたは不良品を出したことはあるのか・・・」
「どういうふうにして2度と出さないようにしているんだ?」・・・
加工の現場ではこんな調子です。

具体的な改善の進め方を伝授.jpg

 ぽんと 肩をたたいて 「4年でこれだけ説明できたらすごいじゃんか!」
なんて言われたら もう舞い上がっちゃいますよ。

 もっとも若手の社員に取ったら アイシンの社長がどれだけすごいのか
正確には分からないかもしれませんが・・・・
それにしたって伝わってくるものがあります。
アイシンの社員の方だって 直接声をかけてもらうなんてまずないのですからね。
本当に貴重な機会です。

組み立て工場見学.jpg

 トヨタは効率経営で有名ですから 冷たいっていう先入観があるかもしれませんが
こういうコミニュケーションを 役員自らが実践する
実に人情味のある会社でもあります。
これを当たり前のように実行できるところにグループの強みがあるって
今になって身にしみて分かりますよ。

 トヨタ生産方式はムダを嫌いますが 確かにムダを排除すれば
利益にもつながります。
しかし その奥底に人間尊重の考え方があって 同じ時間を拘束するのに
しかも有限な一生の中の貴重な時間を使うのに “ムダ” に使っては
申し訳ない・・と胸を張って言える“哲学”でもあるのです。
このことを臆面もなく言えるようになるまでには 時間がかかるのですが・・・
TPSを理解するって言うことはそういうことだって思っています。

 そういう意味で こういうふうにその場の人に関心を持って接するのは
トヨタに脈々と流れる“哲学”なのだって・・・

 一緒に工場を回った当社の役員もしびれちゃっていましたよ。
私はもう ずっとしびれっぱなしなのですがね。
本当に忙しくて接するのが難しい人だって・・・それを知っていますからなおさらです。


 講演会は 異例の180人という参加者!
いつも 数十人ですから 関心の高さがうかがわれます。

 その中で話されたことは 実は懐かしいことばかり。
中身は新しくなっていて 着実に進化していますが 考え方のベースは
確固たるものがあります。

経営講座にて.JPG

 特に 人材育成には 力を注いでいます。
(ムダゼロ) M0活動の説明がそれを物語ります。
アイシンでは 絶えざる改善を続けていますが小さな改善も集まれば大きな効果
・・・なのですが 直接的な効果ばかりが目的ではありません。
本当に狙っているのは 変化することに躊躇しない人の育成です。

 頭のいい人ほど 大きな改革に対して できない理由を並べます。
ところが改善し続けている人には 変化に対応するマインドが育ちます。
大きな改革に対しても 恐れずやってみる・・・・
従って 愚直にやり続けることは 大切なマインド育成なのです。

 さらに人材育成の根幹は 「良いテーマと 情熱を持った上司」だと
おっしゃいます。
この良いテーマというのは 実は上司が関心を持つテーマなのだとも・・・
上司は関心を持ち続けて 自分の後釜を育てなくてはならないのです。

 最後に 「私はこういう会社を作りたいんだ・・・」と
今描くビジョンを語ってくださいました。
「QCサークルを 全サークル高いレベルAにして 私がこういう方向に行こうぜ
っていったら みんなが 自分の持ち場で 何をしたら良いか考えて
さっと実行できる会社にしたいんだ」

 
 このブログの 右にフリーページがあって そこに「石切り場」の話
アップしてありますが・・・・
今日は その話を 山内さんの言葉で聴くことができました。
今の教会は このビジョンのことですね。

 「自分が石を切っているのは あそこに教会を立てるためなんだ・・・
それは素晴らしい仕事で しかもそこを通るたびに自分の切った石が
積まれているのが見えるんだ・・・・」
そう考えている人は 誇りを持って 自分の役割をこなし かつ
もっと上手に石を切ろうとする・・・という 大聖堂の話と同じ話なのですが
私にとっては 山内さんの話がオリジナルですよ。

 素敵な時間を過ごせました。


完全に“部下モード”です。 
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最終更新日  2007年11月15日 22時41分54秒
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