一昨日のプロフェッショナルは 日本一幸せな本屋だと自ら言う 岩田書店の主岩田さん
北海道の小さな本屋ですが 何と3000人待ちの本屋だっていうんです。
彼が試みるのは 1万円選書
お客様から1万円をいただいて 一万円分の本を選んで送る・・・
手数料は取らないんです。
自分に本を選んで欲しい・・・と待つ人が3000人
抽選で年間100人の方に 1万円で岩田さん自身が選んだ本を送る・・・というのですが
その人の状況居合わせて・・・っていう部分がすごいですよね
一万円選書に応募するには「カルテ」とよばれる 岩田さんの質問に答えるんですが
その中身は 自分自身について深く考えさせられるもの
タレントの方がトライしていましたが 時間もかかり 最後にはなんだか泣けちゃうんです。
岩田さん曰く 「これを書き終わる頃には もう一人の自分が横にいるようになる」って
すごいですよね!
自分を俯瞰してみてくれる 第2の自分を獲得できちゃう・・・なんて
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あまり儲からないけど 日本一幸せ・・・という岩田さん
店頭には 自分が置きたい本を置き だからどこにでもあるような本はこの本屋にはないんです
自分自身が読んでみて この本は誰かに読ませたい
そう思った本だけを店頭に置く・・・なんて 本好きならでは
この人は今この本に出合うべきだ・・・なんていう選書
して欲しいなぁ・・・って思っちゃいますよね
なんだか新たな自分が見つかるかもしれなくて・・・ね!
駒ヶ根でも 町の中にあった本屋さんが廃業してしまい 今や郊外の2店舗のみ
アマゾンが猛威を振るう中 岩田書店も廃業の危機に瀕した・・・というのですが
先輩の「俺に一万円分の本を選んでくれ」という言葉を広げて 今があるんですね。
こういう生き残り方があるのか!・・・と目からうろこですが
その人に会った本を1万円分選ぶ・・・って これは生半可な読書量ではできませんよね。
こんな本好きの本屋さんが増えてくれたら・・・と願っちゃう1時間でしたが
本屋としての使命を見つけた岩田さんを見ていると 可能性はあるカモ・・・って期待しちゃいます
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