今日は弟怪獣の遠足
３年連続で同じ場所に行ってるので大した感動も無く
これと言ったアクシデントも起こらなかった
唯一私の目を引いたのは
「モウコノウマ」という馬
過去の２年もこの馬にお目にかかっている
でもずっと「蒙古の馬」だと思っていた
本当は「蒙古野馬」だったんだけどね
弟怪獣の「お茶碗」といい勝負かも
まだまだ未熟な私

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特に書くことが無いので今日は私の父のこと
先日、両親が我が家を訪ねてきたとき
父が何やら私にプレゼントがあると言って
両手サイズの包みを私に手渡した
開けてみるとそこには恐ろしくひどいものが入っていた
それは
写真
私の
もう、顔から火が出るとはこのことを言うのか
恥ずかしいなんて表現では物足りない
消してしまいたいような過去
でもまぎれもない自分がそこには映っていた
年のころは４－５歳
季節は夏
場所は当時住んでいた家の前の道路

微妙に白が混ざったような緑色のパフスリーブのワンピースを着ていて、
しかもそれがもしかしてサイズが間違ってるんじゃない？
っていうぐらいのミニ丈
もちろんおパンツ丸見え
そこから伸びたサリーちゃんのような足は白いルーズソックスで包まれているが
決して時代を先取りしていたわけではなくもちろんナチュラル・ルーズ
靴は赤と白の細かいギンガムチェックのズック

この服装だけでも相当衝撃度が高いのに
私の髪型はそれを超える衝撃だった
もしかしたら見る者の心拍を止めるんじゃないかと思うぐらい
左右非対称のおかっぱ
それを如実に表しているのは前髪
左から右に向かって上方向にスライド気味にカットされている
サイドの髪もどう見てもアンバランス
なんだか安物のカツラみたい

これだけでは済まされなかった
一番殺傷能力が高そうなのが何を隠そう当時の私の顔
ひどい
ひどすぎる
思いっきり下膨れのフェイスライン
ほっぺたの膨れ加減はアンパンマンと良い勝負
見本として展示されても良さそうなだんごっぱな
お情け程度にしか生えてない眉毛
まぶたに押しつぶされそうなつぶらな奥二重
何もかもがひどすぎる

手にもっているのは取ってつけたようなパツキンのお人形
時代がそうさせたのか白いタイツを穿いていた
妙にきれい過ぎるお人形
新しく買ってもらったお人形と１枚
なのか
余ったフィルムを埋めるために隣の子から借りたお人形と１枚
なのか
撮影の動機がまったく読めない写真

これをご丁寧にも額に入れてプレゼントしてくれた
なんでそんなことをしたのかと父に聞くと
古い写真を整理していたら良い写真が出てきたから何枚か現像してもらったというのだ
どうやら写真屋さんからネガが無くても写真を現像してくれるという話を聞きつけ
彼の人生アルバムを作成中なのだそうだ
その中の一枚にこの私の写真が選ばれたらしい

後日うちの相方に
「ものすごい怖いものがあるんだけど見てみたい？」
と聞いてみた
ヤツは笑って「見たい、見たい」と言った
私は「自分の人生の半分ぐらいを後悔する事になるかもしれないけどいい？」と聞いてみた
それでもヤツは「平気」と答えたので
この衝撃の一枚を見せてあげた
すると
「あ、それね、この前仕事で（私の実家に）行ったときにお父さんから見せてもらったよ」だって

げー、父ちゃん、勝手なことをするのはやめてくれ