梅雨入りしたというのに今日も大快晴
気温なんて30度近くあったんじゃないかしら
そんな中、今日は兄怪獣のサッカーがあったので幼稚園へお迎えへ
うちは弟怪獣が園バスで帰ってきてからお迎えに行くのではせわしなくなってしまうので
弟怪獣の保育終了時刻に合わせてお迎えをし、
約1時間、サッカーの練習を見学することになる(と言っても殆ど母たちのおしゃべりに終始することになるのだけれど)
園庭にある数少ない日陰スポットに陣取り
他愛も無いことをあれやこれや話し続けていた母たち
ところがサッカーのコーチがやってきて
「ボールが飛んでくる恐れがありますよ」
と言うのだ
私は両手を広げて
「大丈夫です、受け止めて見せますから」と真顔で答えたものの
目の前にサッカーゴール(園児用の小さいものだけどね)がデーンと置かれた瞬間に前言撤回
そそくさと別の日陰へと逃げたのでした
そこには鉄棒があり、母たちは鉄棒の上に肉布団たっぷりのヒップを乗せて一休み
鉄棒の横には大きな木があり、
上空には四方八方に伸びた枝があった
すべての枝にこれっぽっちの日差しすらも通させないほどの葉が茂っていたおかげで母たちは涼を取ることができたのだ
この貴重な木陰スペースは春には利用できない
なぜなら毛虫ちゃんの巣窟になってしまうから
でも、もう大丈夫
毛虫ちゃんはきっと成虫になり立派な羽をはばたかせて大空へと旅立っていっただろう
あるいは、お薬によって天国へと召されていったか・・・
いずれにせよ、ここは今や安全地帯となったのだ
兄怪獣たちは炎天下汗を流してサッカーの練習
弟怪獣はお友達と園庭で楽しく遊びに夢中
母たちは時折ほほをなでるそよ風に癒されながらのおしゃべり
うーん、なんとも幸せ
そんな幸福を一瞬でぶち壊す出来事が発生!!!
いや、正確に言うと最初は物音!!!
どさっ
母たちの足元から約1メートル離れたところに何かが落ちた
緑色の物体
何だ
動いてる
一体何?
で、で、でかい
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!!
母たち、一斉に悲鳴を上げ、
瞬間的に5メートルぐらいそれぞれの衣服を掴みながら移動した
そこにいたものは
体長約12センチほどの青虫
ものすごーい緑の濃い青虫だった
もぞもぞと動いてる
後は怖くて直視できなかったけれど
どうやら子供たちが寄って来てイケニエとなってしまったみたい
に、しても恐ろしくでっかい青虫だったわ
思い出しただけでも鳥肌が立つ
一体あれは何になるのだろう?
ある子供は「アオムラサキだよ」と言っていたけれど
それを言うなら「オオムラサキだろ」と突っ込みを入れたけれど反応が薄かったので「江戸ムラサキだろ」と言い直したら母たちに少しウケた
その現場に居合わせなかった人に、友達ママがワイドショーのレポーターのように話し始めた
「そのムシの大きさはね、そうねぇ、大体小学生の」
と言った瞬間にその場にいた全員が
「もういい!」
「みなまで言うな!」
「やめてぇ!」
と叫び、彼女の口を押さえにかかった
ふぅ、その後みんなは
「当分の間はソーセージが食べられない・・・」
とげんなりしたのであった
(事実の忠実であろうとするばかりに、少々お下品になったことをここにお詫び申し上げます)