たのしい韓国ソウル&京畿道+江原道のニュータウン生活

2019/04/12(金)22:47

江陵線KTX、月~木はすべてソウル駅発に~来週15日からダイヤ改正~

韓国・ソウルの交通(115)

きのう調べ物をしていたときにKORAILのホームページで偶然見つけて知っていたんですが、きょう10日になってマスコミ各社が一斉に報道していたのでご紹介を! 江陵線KTX(2018年2月15日珍富駅にて撮影) 2018平昌冬季五輪に合わせて2017年12月に開通した江陵線KTX(開通当初は京江線KTXでしたが)ですが、かなりの列車がソウルの北西の端の清涼里(チョンニャンニ)駅発着だったのが、来週4月15日月曜始発から、平日の月曜日から木曜日の列車はすべてソウル駅発着になることになりました。これで地下鉄でソウル中心部から清涼里駅まで行かずともソウル中心部のソウル駅からダイレクトで江原道地域にいけるようになるので大変便利になります。(特に江原道地域から金浦や仁川国際空港に行くときは乗り換えが減るので助かります!) 月曜日から木曜日は1日に上り・下り各18本運転していますが、全列車すべてソウル駅~江陵(カンヌン)駅となります。 金曜日は月~木のソウル駅発着各18本に加え、清涼里発着のKTXが各6本加わり、上り・下り各24本に、土・日はさらに2本の清涼里発着が増え、上り・下り各26本となります。 ▲こちらがソウル→江陵方面の4月15日からの新しい下り時刻表(Let's Korailホームページよりキャプチャー) ▲こちらが江陵→ソウル方面の4月15日からの新しい上り時刻表(Let's Korailホームページよりキャプチャー) ほんのちょっと前まで、江原道関係者がソウル駅発着KTXを増やしてくれ!!と要望というニュースがあったんですが、それがすぐに実現した形に・・・ おりしも4月初めの江原道東部を中心とした大規模な山火事による災害で、江原道地域への観光客が激減、きのうは崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事がSNSで今の最大のボランティアは観光で江原道に旅行することと述べるほど地域経済に影響を与えている状況なので、このソウル駅発着KTXが江原道の災害復興の一助になればいいのですが・・・ 今回の山火事で大きな被害を受けたキャンプ場などありましたが、多くの観光地がある江陵市の中心部をはじめ江原道の大部分の観光地は平常通りなのですが、連日の報道で韓国の人々の間でも自粛ムードがあり、それが逆に江原道の活気を失わせる結果になってしまっています。 日本でも大災害が多かった平成の時代でしたが、そんなときでも被災地の観光地に行って地域の復興の一助になったように、江原道の大規模山火事からの復興にも同じことが言えそうです。 昔はムグンファ号に乗って清涼里の駅から山をぐるぐる回って6時間以上かかって江原道に行っていたのが(今でも中央線・太白線経由のムグンファ号は運転していますが・・・)いまではKTXで2時間ほどで江陵の海が見える時代になったので、ちょこっとソウルから江原道にこの春、そして近づくゴールデンウィーク連休に行ってみるのもいいかもしれませんね。 冬季五輪期間中の特別塗装(というよりステッカー貼ってます)のKTX。もう現在ではこのデザインの車両ではありませんが・・・(2018年2月15日珍富駅にて撮影) 関連記事: ​江陵線KTX、出発・終着駅15日からソウル駅一元化​(2019.4.10./聯合ニュース/韓国語) ​Let's KORAIL「列車運賃及び時間表」​(エクセルファイル時刻表ダウンロード可能) 毎度ご訪問ありがとうございます。よろしければ下をポチッとお願いします! ​▼きょうはこちら韓国も肌寒い日でしたが、桜もソウルは満開近くに。今週末からは江原道でも桜が続々咲きそうな感じなので復興支援もかねてKTX江陵線で江原道への旅、いかがでしょうか。​

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