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2009年09月27日
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カテゴリ:地震
 地震予知とは、本当に難しいものだ。私のブログでも何回か紹介したe-PISCOによる、首都圏大地震発生の予測は、弘原海清理事長の見解で、撤回された。
 理由は、アラスカにある米軍の研究施設の「高周波活性オーロラ調査プログラム(HAARP)」による影響だった可能性が高かったから、というものだ。

 「大気イオン変動ニュースNo.4」の弘原海理事長の見解を要約すると、以下のようになっている。

 ○電磁波を宇宙に向けて放出、電離層を刺激し、反射して地表付近の大気イオンに影響を与えるもの
 ○HAARPは地震を引き起こす能力はないと推測される
 ○e-PISCOの大地震予測に絡めて、HAARPの運用実験が行われたのかもしれない
 ○HAARP は大気イオンに異常を来す範囲を厳密に設定できるようだ
 ○当初は、南房総、厚木両測定点を含む大正関東地震の震源域全体を照射していたが、徐々に南房総測定点のみに照射範囲を絞っていったようだ
 ○HAARP の影響は大気イオンのみならず、気象現象や通信、動物の狂乱状況をも生み出し、疑似宏観異常現象を発現させる。いわば環境テロである
 ○HAARPに誘引されて、関東地方ではM5前後の中規模地震が発生するだろう

 米軍の研究施設によって、e-PISCOの研究が妨害され、さらに「環境テロ」を行っている、としている。当初、「地震を引き起こす能力はない」としておきながら、最後には
「HAARPに誘引されて、関東地方ではM5前後の中規模地震が発生するだろう」と、矛盾する記述をしている。

 大きな地震の前に見られる、大気イオン濃度の異常値を観測し、地震発生予知に役立てようというe-PISCOの取り組みには、期待を寄せてきた。イオン濃度の異常値が観測されることは、プレートテクトニクスでも説明の付く事柄だと認識している。
 しかし、HAARPを運用することによる環境テロや、中規模地震発生を誘発しようと、米軍の研究施設が行っている、とすることへの見解表明は、e-PISCOの役割ではないだろう。プレートテクトニクスとは関係のない問題だ。

 私は、HAARPが地震を引き起こす力があるかどうかは、まったく分からないし、弘原海氏の見解が誤りであると断じるだけの知識を持ち合わせていない。
 しかし、アラスカで放出された電磁波が、電離層を刺激して、何故南房総観測点周辺だけイオン濃度を高めることができるのか、さっぱり理解できない。地球は丸いので、アラスカから直接南房総に向け、電磁波を放射することはできない。電離層と地表との間で、反射を繰り返して到達する、ということは有るかも知れないけど、それだけ反射を繰り返せば、電磁波が拡散し、南房総観測点にだけピンポイントでイオンを発生させることなどできるのだろうか。「できるし、現にやっている」と判断している人は、ぜひ分かりやすい解説をお願いしたい。
 また、弘原海理事長が触れている、HAARPに地震を誘引させる力があることが、どうしても理解できない。波動の同調ということのようだが、なんだかよく分からない。

 今後、e-PISCOの研究がどうなっていくのか、発表を待ちたい。私としては、小田原地震の前兆を是非とらえてもらいたいので、継続されることを望んでいる。





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最終更新日  2009年09月27日 22時29分29秒
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