せらくんのフットサル

■心折れて・・・
心折れて、FLOW24をヤフオク行きにしてしまいました。

■1st心折れ
神奈川県から東京に引っ越しました。
ところが、引越し先の自転車置き場にFLOW24が入らない！

置き場は、平置きでなくレールみたいなところに乗っけるタイプで、
なんと、FLOW24自慢の太タイヤが入らない！
仕方なく近くの自転車屋で細いタイヤに交換することに。
あの太タイヤがお洒落だったFLOW24君が、みるも悲しき劇ヤセスタイルに･･･。
そして、まずはタイヤ料金１００００円也。チン。

■2nd心折れ
とはいいつつ、しばらくは、細くなって軽快になったFLOW24君を堪能してました。
しかーし、なんかペダルが重い。そのうち、こぐのも難しくなってきた…。
分析の結果ブレーキが戻らなくなっていることを発見。
ブレーキは、BAYERのディスクブレーキ。
まるきり素人なんで、ここはプロに頼もうと自転車屋を検索。
ここは、MTB専門店に頼もうとネットを検索していると、バー併設のMTB専門店とやらを発見。
なんて、お洒落だ。ここに決めた！と一駅隣に向かうことに。

こぎ始めて、１０数分。ん？ぺ、ペダルが重すぎる。
前に進まない。もうブレーキは戻らないどころか、かかりまくっているようです。
止める力に定評のあるディスクブレーキ。俺の足では、こぎ続けるのは不可能。
仕方なく、降りて体で押していくことに。
２キロ進めば隣駅。中途半端に進んでいるので、もう後戻りはできません。

体中に汗をかきながら、力の限り自転車を押しているおっさん。３０半ば。
しかも、キーキー音出しまくりです。
もう、前を歩く人も通り過ぎた人も、不審そうな目で、ちら見していきます。

でも、そんなことに負けない！
もう少しいけばお洒落なMTBバーがまっている。
新たなMTBが生活の始まりだ！

そう、心に希望を持たせながら２キロ進みました。
そして、あこがれのMTBバーへ到着・・ん？そんなものない。
大体、下町風景なこの場所にバーなんかあるのか？と考えていると、
MTBが並んでいるお店が！
きたー、、、、いや、こればバーではない。
ただ、自転車乗りのおじさんたちが酒飲みながら自転車屋の端っこで
のんでいるだけ・・。

みなさん。想像してみてください。
下町の自転車屋の端っこでおじさんたちが酒を飲んでいる光景を。
おれは、この場所に入って
「自転車修理してください」
といえるのか？あまりに場違いではないか？

しかし、２キロを戻る体力は無い。意を決して、声をかけてみた。
お客さんが外にでていく、、すみません。
酒にお酔いになった店長さんに状況を説明する。
そして、店長の一言・・・、
「うちじゃ、修理できないよ。」

なんと、BAYERのブレーキはgiantのお店じゃないと修理できないとのこと。
しらねーよ。そんなこと。
自転車を教えて帰る体力のない俺は、ブレーキをはずしてもらうお願いをして、
帰路につきました・・・２キロの道を一人悲しく自転車を押しながら。

■3rd心折れ
一念発起。
ブレーキぐらい交換できなくて、どうする！ということで、
再調査開始。
ブレーキ片方１万５０００円、オイルの何たらキット６０００円・・・。
もう無理です。ごめんなさい。
修理にそんなにお金をかけれません・・。

そうして、完全に心折れた俺は、FLOW24を手放したのでした。
FLOW24の幸せを祈りつつ。

■次回
シングルスピードのFUJI VENOMを購入する！