芦屋‘庶民派’「至福」ライフ

去年から、寒くなると「銭湯」にちょくちょく通ってます。
籠と袋の「おふろセット」も常備して「思い立ったらすぐ銭湯」
な日々を送っています。

そして、今年のお正月。
友人数人と宴会で年越し。

年が変わると同時にお出かけし
徒歩で芦屋神社にお参りして
（なんと、すごい行列で境内に入るのに３０分以上とは！）
夜明けを迎えた私たちは、迷わず「初湯」に出発です。

ちょっとだけ寝坊したのですが、なんとか９時過ぎに出発。
目指すは東灘区から灘区に入ってすぐの
「おとめ塚温泉」です。

ここは、普段から朝６時には営業を開始し、
日付が変わるまでやっているという素晴らしい銭湯。
もちろん、お正月も早朝からやっていますので
今日も結構、込んでます。朝から(^_^)

しかし、本当にここのお湯は素晴らしい。
最近、いわゆる「温泉ランド」ではなくって
「街中の普通の銭湯」で「温泉」に入れる店が増えてます。

タンクローリーで運ぶ「努力型」あり
「温泉成分を付加しています」な工夫型あり
そして「敷地から沸いてます」は本格派あり。

で、ここ「おとめ塚温泉」は「超本格派」な温泉。

特徴は
１）加温していない
　　いわゆる冷泉だったり、温泉だけど30度くらい、
　　というような温泉ではない。んですね。
２）加水していない
　　温度調整や、成分の希釈のために水を加えない
　　源泉をそのまま使っているということ
　　
３）循環させず、塩素も投入しない
　　いわゆる「掛け流し」ですね。湧出量がふんだん
　　だからこそできること。

そう。ここは地下からくみ上げたお湯に
何一つ手を加えることなく、単に湯船に注ぎ込んで
あふれたお湯はそのまま下水に。
という「完全掛け流し」という、
本格温泉地でも稀なお風呂にわずか３８０円で
入れてしまうという、すばらしい銭湯なのです。

湯船は「沸かしたお湯」の湯船が１つ。
「温泉」の内湯が１つ、「温泉の露天」が１つ
そして、サウナと屋外の水風呂。という構成。

中でも露天の温泉は、４１度（弱？）の温度
であることも手伝って「何分でも入れる」というのが
のぼせやすい体質の私にとっては本当に有難いのです。

湯上りは、お肌はつるつる、湯冷め知らず。
本当におすすめのお風呂です。

また、無料駐車場も約３０台分あり
土日の夕方から夜には若干の待ちも出るものの
自動車でも安心して出かけられるんですよ。

温泉好きなら、見逃せない銭湯。ですよ！