テーマ:心のままに独り言(8816)
カテゴリ:みつけた。(ちいさなしあわせ、出来事)
最近、人と会う日がやたら多い。
講師の仕事でも、今ちょうど保護者懇談の時期であったり、 留学部門の方でも、海外の高校責任者の来訪があったり、と少し慌しい日々。 仕事だけでなく、 プライベートも、偶然にもそんな感じ。 先週は、大学時代に働いていた塾の教え子と講師仲間と、 京都三条で飲み放題。 3日前は、高校卒業以来会っていなかった男友達Pとその地元友達、 Nちゃん(中学友達)と大阪のインド料理食べ放題。 昨日は、職場のおねーたま方と「鉄人チャーハン」で有名(?)な、 程さんの台湾料理屋で誕生日パーティ。 今日は、中学・高校友達のTちゃんと、 地元ガストでデザート&ドリンクバー★ そして明日は、大学の馬鹿友達(笑)、MとEと3人で御飯だー。 ひさびさに梅田のエレカフェに行く予定(*´艸`) こんな感じの日々を送る中で、 最近しみじみ感じることは、 ほんま、いろんなひとに助けられて、 今のあたしの生活があるんだなぁ、ってこと。 直接的、間接的、意識的、無意識的にかかわらず。 Rがいないことによる喪失感、閉塞感はは相変わらず酷くて、 喉が詰まりそうな感覚に襲われて、 瞼の裏側が常に熱を持っていて、 もう今日こそほんとにだめなんじゃないのか、と本気で思ったりする。 自分が潰れてしまわないで、 今の生活を続けられていることがほとんど奇跡みたいに感じる。 そんな中で、辛うじて進んでいく日々の中で、 ひとの何気ないやさしさや、 あたしに向けてくれる笑顔、 ひょんなとこからやってきた笑いが、 以前より、ずっとずっとしみる。 そのひとつひとつが、重量や温度を増すようになった。 今まで気づきもしなかった。 顧みもしなかった。 ただ、当たり前すぎて、空気みたいなものでしかなかったものたち。 だけど、空気がないと、ひとって死んじゃうのよね。 本能的にそれらを糧にして、 今のあたしはここに存在していることをただ実感する。 Rがいなくなって、 見えていたものが見えなくなった一方で、 気づいていなかったことに、 気づけた部分もあった、ってことだ。 そして、Rだけではなく、 何の因果か、あたしと関わることになった、 M(大学時代の年下の子)やY(高校の同級生)に対しても、 少しだけ、小さな光にも似た微かな感情があたしの中で芽を出した。 確かに、今はそばにいないけど。 もう、終わってしまったんだけど。 傷ついて、憎んで、泣き喚いて、 壊して、切って、立ち尽くして、 悔やんで、閉じたけど。 相手だけではなく、 自分自身さえも見失ったけど。 だけど、 たとえほんの一瞬でも、コンマ1秒でも、 彼らがが、あたしの存在を認めてくれたことが、 あたしを想ってしてくれたことが、 消えるわけじゃない。 無になるわけじゃない。 たとえもう二度と、生きている間に交わることはないとしても。 今でも残っている。 日常の隙間に、時折立ち戻ってくる。 手を取ってくちづけしてくれた光景。 胸に抱きしめた髪の匂い。 手の甲で撫でた乾いた頬の感触。 不意にキスされた瞬間の胸の疼き。 無邪気に笑い合ったふたりの間の空気。 熱い涙にまみれた真夜中の電話。 冷蔵庫のウィダーinゼリー。 救われた瞬間たち。 あたしの存在が、 もうあのひとに響かなくても、 すべてを忘れても、 ほかの誰かとしあわせになっても、 それでもいい。 確かにあの瞬間があった。 確かに繋がった。 確かに鳴り響いた。 あたしの人生に確かにあなたはいた。 それだけでいい。 今あたしを取り囲む状態が全て、なんて、 そんなに哀しいこと言わないで。 失ったものだけに囚われないで。 あの瞬間の延長線上にあたしは今立っている。 あのひとつひとつが今のあたしを形成するかけらたち。 まだ、ありがとうとは言えないけれど、 出会わなければ、 あの時心が動かなければ、とは到底思えないんだよ。 明日、あたしはもっと悶え苦しむかもしれない。 1週間後、この世界に存在しているかなんてわからない。 だけど、これが今日、今この瞬間、あたしが感じたこと。 これが、みんながあたしにくれたもの。 ただ、 だきしめる。 あたしは、まだ、 生きている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/02 02:13:20 AM
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