春　風　駘　蕩　２

階段を上りきり

すっかり周りが雪模様に

こんな景色にも舞い上がる

途中ちらちら白いモノが落ちてくる・・・。

ずっと空を見ていたいのだけれど

そうもいかず

あさんと二人「雪だね～」の連呼

あっという間に離される私

後ろにいてくれる仙人様はもどかしかっただろうなあ・・・。

（コンデジでぼけた写真を撮れる腕前　止まると落ちそうな私）

はやい！！

長靴のJさん　

仙人様曰くマチ子巻き？のあさん

あまりの登りっぷりに

猟師とその妻を連想してしまった。

雪は降り続く・・・。

途中

「ほら　雪の音が変わった　気温が下がったんだよ」

そういえば　自分の上着に当たる雪が

パラパラと小さな音を立てている。

雨だって同じなのだが

木々の間を抜けて落ちてくるのだよなあと

思いにふける・・。

「どうした？疲れたか？」と仙人様

「大丈夫？」とあさん

どうも黙っていた時間が長かったらしい。

滑る足元にも必死ではあったけれど・・・。

お世話かけてますm(_ _)m

すれ違う人が待っていてくれる。

「焦らないでいいから」と言われるが

つい・・・。

息が上がりペース乱れる。