2016/03/10(木)01:05
はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション@新国立美術館
倉敷市の倉敷美観地区にある大原美術館のコレクションが東京に来ている。私は大原美術館には過去に2度行ったのだが、本館だけでなく分館がいくつもあり、圧倒的な展示物の量に驚かされた。
この展覧会は絵画美術や古代中国などに興味がある人は必ず行くべき!と断言します!!
特に古代中国の物品と、中世、近代のヨーロッパ絵画と、日本の近代絵画は逸品が揃っている。関根正二「信仰の悲しみ」、小出楢重「Nの家族」はそれぞれ国の重要文化財であり、圧倒的存在感を見せている。もちろんエル・グレコの「受胎告知」は国宝級だが、他にもピカソ、モネなど大原美術館の一軍メンバーが全て来た感じ!
国吉康雄「飛び上がろうとする頭のない馬」はアメリカと日本に挟まれた国吉の心境が、魂の叫びとなって現れている。
佐伯祐三「広告 ヴェルダン」。佐伯祐三は30歳で夭折した天才画家。
4月4日まで。急げ!