2021/06/06(日)13:01
安田記念 G1 東京1600芝
東京は曇り雨の予報。馬場状態は稍重に近い良馬場か、本当の稍重ぐらいになるだろう。
芝も少し傷みがあると思われる。今日の2勝クラスの由比ヶ浜特別1,400m芝でアビッグチアが1.20.1で勝っているから、仮に12秒を足すと1,600mが1.32.1で走る計算。3勝クラスで0.5、オープンで0.5、G1で0.5秒が短縮されるとして、1.30.6が明日のおそらく良馬場の優勝タイムとなる推測が立つ。やや重なら+0.8秒ぐらいでは1.31.4ぐらいが勝利時計だろう。
グランアレグリアはヴィクトリアM勝った時計が1.31.0だから、この時計で走れればやや重でも+0.8の、1.31.8ぐらいで走れるから当然優勝候補ではあるが、どうだろうか。秋のマイルCSでグランアレグリアの0.4差5着になったサリオスは外目を回らされた上に大外17枠でロスが大きかった。ハーツクライの産駒だから早熟ではなく5歳ぐらいまで成長すると言われている馬で、朝日杯で既に早い時計で勝っていただけに、東京の1600mなら京都の1.32.4よりも1秒は短縮してくるだろうから、1.31.4。大外を回ったロスの分は今度は内枠で0.5短縮されて1.30.9。ここにやや重の0.8秒を加算して1.31.7となりグランアレグリアとは好勝負の可能性がある。
この2頭が1.2着候補であり、ユーバーレーベンでオークス優勝以降調子がよさそうなデムーロのラウダシオンと無欲のカラテ菅原騎手の3着突っこみを警戒。もう一頭タイムが優秀なシュネルマイスターを3着に加えて万全の6点買いとする。
父・有一氏は古くは1985年オークスをノアノハコブネで制し、オレハマッテルゼでG1優勝、ラグビーボールでダービー4着するなど珍馬名で有名な親子。