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カテゴリ:雨漏りに取り組む
10月18日(木曜日)・・・・・・・・・・・・・ 今日は横浜市・泉区のNさま宅の雨漏り調査。 まだ築3年という新しい物件だが、 新築早々雨漏りが発生し、現在に至るまで解決してないのだ。 建てた工務店さんが何度も調査や補修に入っているのだが、 散水調査しても原因を発見できず、 仕方なく、とりあえずの補修工事をしてはみるものの止まらず・・・・・・・・ そんなコトを繰り返す中、 業を煮やしたお客様たっての要請で、今回雨漏り調査を請けたのだ。 で、今回の雨漏り調査については、いろいろ思うところがあり、 自信がないというワケではなかったのだが、 「雨漏り博士」こと、NPO法人雨漏り診断士協会・H理事長に助っ人を依頼した。 一筋縄ではいかないだろう、という予感めいたものがあったのだ。 予感はミゴトに的中した。 そもそも、お客様のご商売の関係で、 散水テストは午後だけ限定という厳しい条件での雨漏り調査だ。 しかも、強い台風の時だけという雨漏りなので、 限られた時間の中で、どれだけ可能性をつぶしていけるか・・・・・・・・ 時間との戦いとなる。 午前中は、建物全体をグルリとチェックして仮説立て。 構造が鉄骨造、外壁が合板にラスモル仕上げという組み合わせなので、 水の動きが読みにくい・・・・・・・・ 午後、散水テスト開始。 とりあえず、可能性が高い侵入経路を3系統に絞り込んで、 まずは、漏水箇所から一番遠く離れていてる系統から散水することに。 この場所から攻めたのには理由があって、 基礎上の水切りの裏に水がまわっている形跡があったからなのだが・・・・・・・・ 裏目に出てしまった。(苦笑) 散水を始めて30分~ 雨漏りは再現せず・・・・・・・・ 45分~ 再現せず・・・・・・・・ さてさて、どうしたものか? 次の箇所に移動すべきか、まだ粘るべきか・・・・・・・・ H理事長と作戦会議。 時計をみると既に午後2時半。 ここで、この系統に見切りをつけ、次の系統に移動した場合、 残り時間で、雨漏りが再現してくれればいいが、 もし、次の系統でも雨漏りが再現しなかった場合、 結局、どちらの系統もハッキリせず疑わしい状態のまま残してしまうことになる。 非常に中途半端な時間帯なのだ。 いろいろ考えたあげく、 今日のところは、他の系統には手を付けず、この1系統と心中することにした。 仮に、雨漏りが再現しなかった場合でも、 「侵入箇所はこの系統ではない」という1つの答えだけは得られる。 今日の失敗は、次回の成功への第一歩となる。 裏目に出たと書いてはみたけど、むしろ、良かったのかもしれないなあ。 というワケで、 本日の雨漏り調査は、あえなく玉砕。 で、次回は日曜日の午後に再チャレンジというコトに・・・・・・・・ さてさて、リベンジなるだろうか。 夜、NPOの作業部会。 ここでも話題は今日の雨漏り調査の話で持ち切り。 まるで日曜日に向けての作戦会議のようだった。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月24日 15時47分45秒
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