木漏れ日の中で

2007/06/05(火)20:23

鳥もつ串

美味しいもの(49)

最近のお気に入りは、鳥モツ串。 室蘭の豚串と美唄の鳥モツ串は、隠れた北海道の名物だと思います。 美唄では開拓時代の昔、各家にニワトリが支給され、それを大切に育てたという経緯があります。 大切なニワトリなので、潰して食べる時にも内臓も全て食べたのが、この鳥モツ串の始まりとか。 その美唄焼き鳥が、岩見沢で食べられるというので、行ってみました。 場所は岩見沢駅前。 『三船』というのがその店の名前です。 実は、岩見沢駅前周辺に『三船』という焼き鳥屋さんは2軒あります。 住所を控えてこなかった私がコンビニで訪ねたところ、「2軒あるけれど…」と近くを教えてもらいました。 行ってみると確か店構えがとても古いと聞いていたのに、やけに新しいです。 が、これが大ハズレ! 15時から開店のはずなのに、まだ準備中で中にいた男の人はTVを見ながら面倒そうに「まだ!5時からだよ。」 こっちじゃないのねと悟った私 「もう1軒三船があると聞いたのですが…」「ああ、ある。」 「場所を教えて頂けませんか?」「駅の方。行けばわかる。ターミナルがあるから。」 「そこは何時からですか?」「知らない」 話している間まったくこちらを見ませんでした。 う~ん…稀に見る最低の接客態度に唖然! 後でネットで確認したところ、そちらは4条店の方らしいです。 同じお店のはずなのに、う~ん…。 気を取り直して、バスターミナルの方へ行ってみました。 岩見沢駅の並びにバスターミナルの建物がありますが、目指すお店は、大きな通りから1本更にバスターミナル寄りにあります。 ここってバスの出入り口じゃないのかしら…と思うようなバスターミナルの前の細い道に入るとすぐに看板が見えました。 噂に違わず、評判を聞いていなければ絶対に入らないような店構えです。 ドア窓の向こうにレースののれんのようなものが見えるのが、入り口です。 先ほどの無愛想な親父とは大違いで、こちらは5人ほどが狭い店内で忙しそうに働いていました。一家で切り盛りしているらしいです。 ものすごく愛想が良いわけではないですが、悪くもなく、スピーディに注文をさばく人特有のせっかちさはあるものの、持ち帰りと聞くと「車ですか?できたら持って行きますので、車で待っていてください。」 一方通行の狭い道に車を停めているので、その配慮もあるのでしょう。 ここの鳥モツ串は1本90円。色々な内臓が刺してあるので、実にバラエティに富んでいます。 キンカンが丸ごと1つ刺してありました。 鳥モツ串。 なかなかクセになりますよぉ~。 『三船 一条店』 岩見沢市1条西7丁目 0126-24-1788 営業時間 15:00~21:00 定休日 日曜・祝日

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