息子の遺体と半年同居
昨日の夕刊に「息子の遺体と半年同居」との記事が掲載されていた。80歳代の母親が50歳代の息子が死亡していることを理解できなかつたとか。痴呆症が進んでくると「寝ている」と思っていたようだ。ここで疑問が3つ。死臭を感じなかったのか。嗅覚が麻痺しているのか、衰えているのか。我が家の老母も嗅覚は鈍い。その血を引いている筆者もどちらかといえば嗅覚は弱いだろう。それにしても死臭を全然全然感じないということがあるのだろうか。 2番目は息子の嫁さんはいなかつたのかといこと。姑が要介護の状態になるとしかるべき施設に入れて自分は一切面倒は見ないとか、子を連れて離婚するとかのケースもあるようだが。50代の息子が糖尿病だったという悪条件も重なっているが。 3番目はこの老母が自分で日常の買い物家事一切をこなすことができていたということ。死亡と就寝の区別もできない痴呆症で日常の生活は単独でできるアンバランス。