|
カテゴリ:■爺と婆の立ち話
フク爺「サチ婆さんや、今朝の耶馬溪はきれいやったな」 サチ婆「うん、とてもきれいやった」 フク爺「霧雨ん中に、紅葉が少しずつ始まりよん」 サチ婆「来週あたりが見頃かな」 フク爺「そうやな、でも紅葉の始まりが一番好きや」 サチ婆「そうかいな」 フク爺「うちん婆様がよく言っちょた」 サチ婆「なんて?」 フク爺「始まりん時、今年はどんな彩りで見せてくるんかドキドキがあるっちな」 サチ婆「そうやな、ワシもドキドキするわな」 フク爺「こん時になると、婆様、よく蕎麦を打ちよった」 サチ婆「そう耶馬溪の蕎麦はおいしいもんな」 フク爺「親類のヤツら紅葉もあるけんど婆様の蕎麦も目当てやった」 サチ婆「ふふふ、美しい耶馬溪を見ておいしいお蕎麦を戴ける、幸せや」 フク爺「そうそう、子供には『おやき』をつくっちあげよった」 サチ婆「ふふふ、大人も子供も楽しめる秋の耶馬溪やな」 フク爺「そうそう、今、耶馬溪には蕎麦屋もおやきを売りよる店もあるっち」 サチ婆「みんな、楽しめるっちことやな」 フク爺「そうちゃ。『しゃらの木』も忙しるっち」 サチ婆「そうですよね。お茶を飲んでおやきを戴く」 フク爺「そして耶馬溪を眺めて蕎麦を戴けるっち」 サチ婆「ああ、今年の耶馬溪も美しいでしょうね」 フク爺「そして、おいしいっちいうことちゃ……ああ」 ■美しい耶馬溪、「しゃらの木」へも是非お立ち寄りくださいな!!! 人気blogランキングへ←ランクアップのために良かったらクリックして下さいな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|