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カテゴリ:■爺と婆の立ち話
フク爺「サチ婆さんや、ほれっ」 サチ婆「オッ、ギンナンやな」 フク爺「ふふふ、炒りたてや、まだ熱いっち」 サチ婆「アアアッチ!!」 フク爺「熱いっち言うたやろうが」 サチ婆「言うのが遅いわ」 フク爺「そうやな手渡す前に言わんといけんかったちっ」 サチ婆「フク爺さんは、昔から早とちりをしていたんよな」 フク爺「ふふふ、またあん時のことを言うんかい」 サチ婆「ふふふ、役場の村長室に入ってキイロウ爺さんをぶっ倒したことか」 フク爺「それや、あれはワシの勘違いやったんや」 サチ婆「勘違いも何もなかったやろう」 フク爺「うん、ワシんひとり相撲やったんや」 サチ婆「キイロウ爺さんはフク爺さんの腕力に感心しよったわい」 フク爺「昔からキイロウ爺にはかなわかったけれど、あれからなおさら……」 サチ婆「ふふふ、それじゃないんじゃ」 フク爺「エッ、じゃ何かい?」 サチ婆「オキヨ婆さんとの話じゃ」 フク爺「エッ、オキヨとの話、何じゃろう」 サチ婆「お見合いの話があっただけなのに、結婚できると思って……」 フク爺「ああ、あれか、あれは早とちりやったな」 サチ婆「お見合いの話を聞いて、オキヨ婆さんに言ったんやろう。 子供が五人欲しいとな、オキヨ婆さん、戸惑ったらしいよ」 フク爺「ああ、恥ずかしい、ああ、ギンナン、食べちくりいっ」 サチ婆「ああ、フク爺さん、顔が赤くなっちょるよ」 フク爺「ああ、もう言うな、アチアチアチーッ、ギンナン、まだ熱いっち」 人気blogランキングへ←ランクアップのために良かったらクリックして下さいな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
見合い話、
29歳までは何度かお話来ていたけれど 30の歳を迎えたらバッタリと来なくなったわ。 60になってから一度チラッと聴こえたけれど ついてるもの、取り巻きが多すぎて 捌ききれそうに無かったわ。 チャンスって、見逃せないわよね。 何度かのチャンスを大切にすればよかったと つくづく思う今日この頃です。 今日も風が冷たくて、寒さも強く感じます。 (2007.12.02 10:32:43)
Burnet姉さん、今日は穏やかな一日でしたね。
こんな日は呑みたくなるのですが、呑めないのです。ああ。 今週の金曜日に、最終結果が出るのですがね。ああ。 ふふふ、私、不器用な人間でしたからね。 今はこんなおやじですが、昔は、テヘヘヘ、照れ屋でしたね。 女性といると、もう駄目ッ!!! 大学が理系、それも田舎の大学だったもので女性なんか縁がなかったからですね。ああ。 今日、師走なのに温かい一日でしたね。 うん、なにやらせつない師走の始まりです。ハイッ。 (2007.12.02 17:18:15)
ぎんなん美味しいですね。父から「歳の数だけよ!」と言われ、もう一個もう一個とおまけをしてもらったり・・・懐かしいです。今は歳の数、食べていたら大変なことになるちゃ~。フク爺!今でも、初対面が苦手な照れ屋じゃないの?
(2007.12.02 21:20:13)
ふふふ、昔の冬の家には、こたつ、火鉢など、コミニュケーションの場がいっぱいありましたよね。
そして、そこで、いろいろな会話とともに、いろいろなものを食べましたよね。 ミカン、お餅、あられ、お汁粉、そしてギンナン。 ふふふ、ギンナンは食べ過ぎると頭に血が上るとかなんとかいわれてね。 父がおいしいそうに晩酌をしていたことを思い出します。 父も元気だった。家族全員の笑顔があった。 MH姉さん、あの頃がやけに懐かしい、この頃です。 いよいよ来週です。宿も最終予約をしました。 楽しい旅になりますようにね。 (2007.12.03 09:25:06) |