川崎の現役社労士が綴る、開業社会保険労務士の横顔とホンネ☆

先日、とあるショッピングモールのフードコートを、一人でランチ利用していたときのこと。

フードコートなので、注文して呼び出しベルを渡され、席についてスマホをいじっていました。

そうしたら、女性から「すいません」と突然話しかけられました。

私が座っていたのは、対面で座る２人掛けの席で、座っていない方の椅子に鞄を置いていたので、「椅子借りてもいいですか？」的なことかと思ったら、どうやら様子が違う。

聞けば、「食べ終わった食器を店舗に戻しに行きたいんですが、その間、ベビーカーを見ててもらっていいですか？」とのことです。

ベビーカーを見ると、１歳くらいの男の子がぐっすり寝ています。

あぁ、そういうことね～と思い、快諾しました。

ちょっと目が覚めて、「ママがいない！」と動き出して落下したら危険ですからね。

変な人に連れて行かれてしまわないとも限りません。

たとえ、食器を片付ける１，２分程度でも。

もちろんスマホいじりはやめて、ただただ見守るに徹した数分でしたが、このお母さんなら車に子供を置き去りにするようなことは決してないだろうな、丁寧に子育てしているんだろうな･･･などとちょっと感心しながらじっと見守りました。

あれ、でも待てよ、この人は逆に呼び出しベルが鳴って食べ物を取りに行くときは、どうしたんだろうな～？！とも思いました。

そのとき近くにいた、別の方に見守りを頼んだのだろうか･･･



それはともかく、ママと１歳くらいの子供が２人で出かけるときの食事事情は、確かに大変です。

店に入るのも、グズったらどうしようかと躊躇しますし、多少騒いでも大丈夫そうで食事をさっと済ませられるこのフードコートのようなところでも、今回のような問題が生じます。

地味にこの日のフードコートは混んでいたので、購入店舗近くに席があるとは限らない。

なら、パンでも買ってベンチで食えよ！というのは、いささか乱暴な考えだと思います。

私も娘が小さいときに、グズったわけでもないのにベビーカーで飲食店に入ったことだけをもって、隣に座っていた60代くらいの女の人から心ない言葉を投げかけられた経験があるので、そういう小さい人間にならないぞと思っています。

子供を育てやすい日本になると良いですね！