“しょう”のブログ

2019/03/30(土)09:36

『不都合な真実』と向き合う

環境問題『不都合な真実』について(14)

『不都合な真実』ECO入門編(ランダムハウス講談社)179~180  あまりに有名となった『不都合な真実』。比較的薄くて読みやすいECO入門編も発行され相当多くの人に読まれているようですが、アル・ゴア氏は結論部分で次のように述べています。  気候の危機は私たちに「不都合な真実」を突きつけています。つまり私たちは、自分の暮らし方を変えなくてはならないのです。  変えるべきものが、新しい種類の電球を使うといった小さなことにしろ、石油や石炭から他の燃料に切り替えるといった大きなことにしろ、そのためには骨を折る必要があり、お金もかかります。  しかし、そのように変えるべきことを変えることが、実際にはお金の節約につながり、私たちの効率や生産性を高めてくれる場合も多いのです。  私たちは、自らの民主主義に基づいて、わが地球を守るための法律を作るよう、みんなで行動を起こさなくてはなりません。なぜなら、「行動せずにいる」という余裕はないからです。  21世紀は皆さんの世紀です。そして皆さんは、この危機の中にあるチャンスをつかむことで、21世紀を「再生の世紀」にすることができます。(・・・・・・・・)  これ(地球)が私たちの唯一のふるさとなのです。私たちはこの地球を大切にしなければなりません。 〔コメント〕  私は、2007年4月より、通勤に自家用車を用いることはやめました。地方(鳥取県)在住で、京浜や阪神ほど公共交通機関が発達してはいませんが、少しばかり歩いたりJRを待ったり列車内で本を読んだりする生活にも慣れました。    以前から環境問題に関心を持って、自分なりに学習してきましたが、正直、自家用車通勤をやめる時にはちょっとした「決心」が必要でした。 私にとって一歩踏み出す決定的な「機会」となったのが『不都合な真実』(書籍版)だったのです。    「問題の大きさはこれほど自明であるにもかかわらず、多くの人たちはなぜそれと正面から向き合おうとしないのか」とデイビス・グッゲンハイム監督が質問したところゴア氏は「それはこの事実が『不都合な真実』だからだ」と述べたのだそうです。  確かに、この問題と正面から向き合えば、多少の不便さも引き受けながら自分自身の生活を変えていかなければならないでしょう。私はその言葉に納得して自家用車通勤をやめる決心をしたのですが、そのことで失うものよりも得るものが多かった、というのが実感です。  現在、私は自家用車をほとんど使わず、暑い夏にはなるべく扇風機を用い冷房をつける場合にも設定温度は29℃から30℃、水を含んだ生ごみは庭に浅く埋める等々、できることは取り組んでおり二酸化炭素排出量は一般家庭の3分の2程度かもしれない、と思います。  しかし、子どもと一緒にバスを待ったり家庭菜園を作ったり、JRのなかで本を読んだりと、以前よりもゆったりした気分で生活しています。いわゆるスローライフを実践することは心と体の健康にとっても有意義だと思いますね。  少し迷っている皆さんも一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。  教育問題に関する特集も含めて​HPしょうのページ​に (yahoo geocitiesの終了に伴ってHPのアドレスを変更しています。)  日本ブログ村と人気ブログランキングに参加しています       ↑       よろしければクリックして投票・応援いただけますか (一日でワンクリックが有効です)

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