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地元のコミュニティーセンターで観てきたドキュメンタリー映画。
「風が吹けば枯れ葉がつもる 枯れ葉がつもれば地面が肥える。 地面が肥えれば果実が実る。 少しずつゆっくりと・・・ 人生フルーツ」 と、樹木希林さんのナレーションがまた、作品に深みを増す。 雑木林に囲まれ、自給自足に近い生活を営む建築家の津端修一氏(90歳)と妻の英子さん(87歳)の日常は、自然と共にあり、穏やかで、やさしく、温かい。 お互いを尊重し、さりげなく思いやる。 こういう歳の重ね方、こういう生活って理想だな、と思いながら観ていた。 苦労を共にして共に歩む、高齢になってもさりげなくそばにいる、そんな人生のパートナーって素敵。 「人生フルーツ」 落ち葉が土を肥やして木々が育ち、実がなるように、人の人生もまた、色んな人との関わりの中で、育ち、豊かになっていく。 どんな果実をつけるかは、ひとりひとり違う色、形、香り、大きさになる。 そしてまた、命は受け継がれていく・・・ 「今できることをコツコツ続けていくことで、本当に必要なことが見えてくるものなのよ」と英子さんの言葉。 見えてくるし、出会っていくものと私も思う。 今の年齢になって、それなりに経験を重ねてきたからこそしみじみとするのかな。 とても素敵な時間でした。 by 弥勒 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.30 14:54:10
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