2005/12/11(日)16:07
香港映画で、雑念を吹っ飛ばす
今週は緊張を伴うワークシーンが多く〈でも喜びも結構あった〉、
また夜も長々と働きづくめ。
そんなこんなで、気分が暗い方向に落ちかけていたので、
今夜はアジアのノリノリの映画を見ようと、新宿にでかけました。
偶然にたまたま入った映画館で、私にとっては懐かしい顔ぶれの
ケリー・チャンが主演している香港映画をみました。
「ブレイキング・ニュース」。
http://www.breakingnews.jp/
上映ぎりぎりで入ったので、久々に一番前の席でした。
見上げながら見るスクリーンからは、激しい銃撃の音やアクションや・・。
めまぐるしい展開にびびりまくりでした。
内容は、香港警察×強盗殺人犯の捕物帖。
見終わった頃には頭の中は真っ白にクリーニング完了、
まさに緊迫の展開にボー然という感じでした。
さすが、香港アクション映画。
演出力はすさまじかった。
限定された舞台、内容で1時間半ひきつけるっていうのは、すごい。
いいなあ、と思ったショットは、数知れず。
特にくいいるように見たのは、
●犯人が立てこもった一室でつくる中華料理の調理シーン。
●ケリーのどアップが美しい、犯人と警察司令部とのチャットシーン。
ひとこと、辛口の感想をつけるなら、ケリー・チャンの演じた司令官の役柄がいまいち。
その人となりが芝居から感じられず、女優があまりにも不釣り合いに美しいこともあってお飾り人形みたいに見えてしまったこと。
・・え?そもそもそういう役柄・・??
映画を見終わった後、外に出ると、新宿駅までの道は、
忘年会らしき人の群れでごった返していて。
かなり酒臭いが、私にとっては、「ああ、東京の年末なのね」、という
なんだか奇妙に懐かしく、暖かい光景にも感じたり。
今年もあと残すところ22日というわけか、と。
名残惜しいような、嬉しいような。
微妙な気持ちを抱えて、ぼんやりと雑踏の中を歩いてました。
関連作:世界の涯てに
ケリー・チャンの名前を覚えたのは、この作品がきっかけ。しかし
内容はほとんど忘れてしまった。覚えているのは、やたら画面が
美しかったこと。ケリーさんと金城くんはかなり絵になる、華やかな
組み合わせであったこと。