さいたま市南浦和のシダ鍼灸整骨院のブログ

2018/06/11(月)16:28

変形性膝関節症

膝痛(1)

こんにちわ。南浦和駅西口から徒歩12分にあるシダ鍼灸整骨院の信太です。梅雨ですねぇ、雨ですねぇ、こんな時期は古傷が痛んだり、なにかと体調不良を訴える方々多くなります。今日は接骨院の中でもよくみられる「変形性膝関節症」のお話です。 【変形性膝関節症】 加齢によって起こることが多いですが、それ以外にも骨折、靭帯損傷、半月板損傷などの外傷後に起こることもあります。関節の表面の軟骨がすり減り、関節が変形してしまいます。 【治療】 症状が軽い場合には保存的に治療します。整骨院では主に痛みを抑えるための物理療法と関節軟骨の負担がかからないように大腿四頭筋を強化します。膝が伸び切らない、或いは正座が出来ないなどの症状がある時は可動域訓練も行います。特に膝がしっかり伸び切らないと内側広筋が萎縮してしまうので、伸展制限がある膝は可動域訓練が重要です。筋力強化は非荷重で行うのが基本です。一番簡単に出来るのが足上げの運動です。 この運動は患部に負荷がかからず安全に出来ますが筋肉に対する負荷は弱いため、ご自宅で毎日行って頂くことが大切です。 整形外科ではヒアルロン酸の注射がよく行われています。こちらも筋力トレーニングと合わせて行うのが良いと思います。 当院では非荷重トレーニングの指導に加えEMSも行なっています。サッカーのCロナウドがお腹にやってるあれです。シックスパッドもEMSトレーニングの機器ですね。電気刺激で筋肉を収縮させてトレーニング効果を得るリハビリです。患部に大きな負荷をかけられない時はEMSが力を発揮します。 変形が進み日常生活の歩行も困難になるようですと手術の適応になります。手術は人工関節置換術が行われることが多いです。先日もプロレスラーの武藤選手がこの手術を受けました。本人は復帰するつもりらしいですが大丈夫なんでしょうか?私自身武藤選手の大ファンなので、是非またあの勇姿を見たいものですが… 最近テレビでも紹介されていましたがPRP(多血小板血漿)療法と言って、自分の血液を使った再生医療もあります。当院の患者さんでも半月板損傷でこの治療を開始した方がいます。どういう経過を辿るのか注目していきたいと思っています。 身体を動かすのが好きで末永くスポーツを楽しみたいと思ってるのに膝が痛くて辞めざるえなかった…なんて寂しいですよね。当院では変形は治せませんが、EMSを含めた物理療法、可動域訓練、テーピングなど、出来る限りの手当てをして少しでもスポーツを続けられるよう治療にあたっています。変形が進んでからでは手遅れです。早め早めの対処をしていきましょう。

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