前回の『脳のバランス思考を考えるVol.1』の続きですが、特にVol.1を読まないと内容がわからないということはありません。しかし、なるべくなら読んで下さい。(爆)
ただし、私のコラムはほどんど自分で勝手に思考し、それらしく書いているだけで、学術的に証明されている事ではないので、ご了承願います。
言い換えると、今の時点で誰にも証明できないことを勝手に思考実験してることも多々あるのです。
『理由』を考えることが思考する事であり、また右脳と左脳をバランスよく使う事になる、と過去に何度か私のこのブログでご紹介している。
以前ある人が私が『理由を考える事』が重要だと唱えたら、『言い訳はよくないのではないか』と言われた人がいた。
言い訳を考えることと、理由を考えることとが全く異なるということは『火のなかの栗を前歯でカチ割る』(私の造語)ことほど明らかではないかと思う。(爆)
ある物事の理由がわかったとする。
その時点でその人はその理由がわかるまでのストーリー(連想)をシミュレートしたということになるので、右脳を使って理解したことになる。
物理や数学の公式を記憶してそれを応用(適用)し、その公式に文章問題等のデータをあてはめて答えを導く。
この脳内の論理的作業は紛れもなく左脳が司っている。
言語もしかりである。決められた文法に状況に応じて単語を入れ替えて新たな文を構成する。
また、我々現代人の殆どの人は左脳発想型の思考を行っており、左脳中心で物事を判断している場合が多い。
かといっても、世間が騙され信じて疑わない『右脳を数パーセントしか使ってない』ということは決してない。
むしろ、そう信じてしまうと、脳がそうなるのではないかとさえ最近強く思うのである。
左脳発想型の思考に話を戻すと、つまり、一杯本を読み勉強し、外部の情報を吸収してから、右脳でその事実(?)をイメージし、集中して論理的思考を完成するしか真実を知る方法がない。
だから、思想や宗教、本の内容や勉強の仕方にかなり影響される可能性や傾向がある。
自分で考えないと外部の情報に影響されるのは必然である。
自分の右脳を駆使してシミュレーションで知る理由と、左脳を駆使して外部の情報源を使って知るどちらが良いかということは一概には言えないのだが、やはり、結論は両方をバランス良く使って知ることが望ましいと思う。
左脳で情報を集め、右脳で理解するのは現代社会人の主流である。
但し、その外部情報が真実かどうかは左脳では判断できないだけだ。
次回は『脳のバランス思考を考えるVol.3』で完結予定です。
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