2012/09/16(日)10:22
平家落ち人伝説2~奄美大島
北大島にある蒲生神社の続きです(^^)
夜な夜な平家の落ち武者の幽霊が出るとか
カップルで訪れると別れる…とか
とにかく色々噂の多い所なので、いつかは行ってみたい
と思いながらも、ある意味、避けてた所でもあったのです
壇ノ浦の合戦で破れた平家が流れ着き、源氏の落ち武者狩りを
恐れて見張っていた場所…由来が由来だけに噂は信憑性も濃く
霊感の強い私の事…行ったらきっと『見る』に違いない、と
私自身、決め付け何となく近寄らなかったんですね
でも、ドラマ『平清盛』を見ているうちに、いよいよ行って
みようと言う気になってしまいました(^^:)
思ったより明るくて、展望台まで歩きやすく整備されてます
神社への入り口は2箇所あり、遠回りだけど今回は
草むらの少ない安全そうなこちら側を選びました
実は、悪い霊ではないのですが当初から、やはり気配を
感じてましたので、此処で手を合わせ、お伺いを立てました
「今から、そちらに参りますが伺っても宜しいでしょうか?」と
すると、これまでと違う柔らかな風が吹き、後ろから背中を
押され、前からは引っ張られるように、軽くなった身体は
まるでひとりでに動くように、ぐんぐん進んで行きました。
「あー…歓迎されている(^^)この人達は噂のような
…ちっとも悪い霊なんかじゃない」
「こんなにも人を受け入れるこの人達は、普段、人恋しくて
淋しい思いで過ごしているんだろうな」
社まで2~3分の距離をこんな事考えながら歩きました
社の入り口には、獅子が左右に祀られ、それぞれの獅子の横に
立っているのは、かつての見張り番でしょうか、古い石像が
2体並んでいました。
写真に収めると左手の石像の目が光っているのが…わかりますか?
木漏れ日が、ちょうど目の部分に当る(?)にしては出来すぎです
東シナ海、太平洋と四方を海で囲まれたこの場所で
見張り番としての忠誠を果たした生き方が今も
その目に反映されているようで…切ないです
そんな見張り番筆頭の蒲生佐衛門さんをはじめ、平家の
落人達を供養する為に後々、島民によって建てられたと
言われる蒲生神社は、志が現在も地域住民に受け継がれ
綺麗な環境の中、感謝しながら付近と一体化している
霊の存在を確かに感じました。
神社に纏わる世間で言われているような悪霊ではなく
神聖で高貴なものですので、『此処に訪れたら災いを
齎す』はガセです…ね
そんなふうに感じて帰ったその後から、現に私は次々と
ハッピーに見舞われ、益々その思いを深めている次第です
私からは、寧ろ、ご利益のある神社としてお勧め
したいぐらい…です(^^)
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