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灰色の空のむこうには…

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2010.08.22
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よくドラマとかで男性が女性のご両親に挨拶に行くシーン
がありますが、そういうときってたいてい和室で頑固親父
っぽいお父さんと優しそうなお母さんが和室ででーんと
座っていて、畳に正座して挨拶するとお父さんがお前なんか
に!とちゃぶ台をひっくり返すシーンがありますが…。


いきなりの展開で誠に恐縮なのですが、今日彼女のご両親
にご挨拶に行って来ました。

5月に紹介され、以降休みが合うたびに会ったりしまして、
僕としては暗黙の了解で付き合ってると思ってたりしました
が、彼女にしてみれば正式に申し込まれるまでは付き合って
いないという、ビミョーな交際をしている女性がいまして、
そろそろ出会って3ヶ月も経つし、僕と会った日には帰る
のが遅くなってしまってご両親もどこの馬の骨と会っている
のかと心配されているだろうなぁということで、ひとまず
顔見せをしようということに。

この話を彼女にしたのが1週間前のことだったのですが、
それからトントン拍子に挨拶の日取りが決まったのは、彼女
のご両親の都合によるところが大きかったのですが、僕と
しては宣言した以上すぐに日取りが決まったのは間延びする
と心の準備がブレてしまうのでありがたかったかなと。

ちなみに先日の機会損失は、彼女のご両親にご挨拶するまで
に告白する予定だったのですが、僕のヘタレさからそれが
出来ずに彼女を傷つけてしまったりしたわけで。


それはともかく、そんな彼女とも気まずい中のご挨拶と
なったのですが、先日以来会う彼女は普通に接してくれた
ので、ある意味心強かったかも。

彼女のおうちにお邪魔することになり、昼過ぎに伺ったの
ですが、おうちに入っていきなりリビングに通されると、
そこにお父さんがでーんとソファに座っていまして、挨拶
しようとするとお父さんのほうから娘がいつもお世話に
なっていますと言われてしまいました。

僕としては、こっちから先に言おうとしたのに先を越さ
れてしまいテンパってしまって、自己紹介をしながら
時間を取っていただいたことにお礼を言っていますと、
おうちにお邪魔して手土産を渡させていただいたお母さん
もキッチンから出て来て、娘をよろしくお願いしますと。


あれ?今日の主旨って、僕と彼女の交際を認めてもらう
ために来たのに、この流れってある意味公認なの?

それはそれでとてもありがたいことなのですが、僕の中
では冒頭のドラマのイメージがあまりにも強すぎて、どう
お父さんに認めてもらおうかと必死だったのですが、その
挨拶が終わったかと思えばソファに座るように勧められて
そこから談笑の時間。

ちなみに彼女のお母さんはドラマのイメージ通りにとても
優しそうな方で、実際に話していると明るくて楽しい方
だったのですが、お父さんはさすがに戦前生まれなだけ
あって威圧感のある強面の方だったりするのですが、僕
を気遣ってくれていろいろと話をしてくれました。

その間、僕の隣に彼女は座っていたのですが、ほとんど
発言することもなく、僕とお父さんとお母さんの3人で
しゃべっていまして、2時間弱ほど経って話が途切れた
タイミングで出掛けると言ってくれたために、ご両親との
ファーストコンタクトは無事終了。


僕としては初めて彼女のご両親にご挨拶したので、かなり
ドキドキだったのですが、思った以上にフランクに接して
いただけたおかげで普段どおりに出来たと思いたいところ
です。

その後、彼女とは難波のほうまでお出掛けしまして、先日
機会損失したのを取り返すべく告白してOKをもらえたわけ
なのですが、ご両親がどう僕のことを評価してもらえる
のか、それがちょっと不安だったりします。





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Last updated  2010.09.27 13:34:36
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