灰色の空のむこうには…

今日は仕事帰りに彼女と会う約束をしてまして、ちょっと
ハマるかもしれなかったため状況次第で待ち合わせ時間を
連絡するということにしていました。

運良く無事にハマることなく退社出来そうな目途がついた
ため、彼女にこれくらいの時間に待ち合わせ場所に行ける
とメールすると、彼女も到着はそれくらいの時間になると
いうことでした。


僕のポリシーに待ち合わせに人を待たせないというのが
ありますので、いくら自分が指定した時間とはいえその
時間に遅れるわけにはいかないので、さくさくっと待ち
合わせ場所に向かうと、案の定時間前に着いたため彼女
はまた来ていなかったです。

しばらくすると向こうのほうから彼女が歩いてくるのが
見えたので、うれしがって待っていたのですが、彼女は
まだ僕には気付いておらずこっちに向かって歩いていた
かと思えば、突然その通りにある旅行代理店の前で足を
止めたのです。

何をしているのかと思って見ていると、代理店の窓の
ほうを向いたまま両手の指を絡ませて小首を傾げたかと
思えば手を振ってお辞儀をしてこちらに向きました。


ようやく僕の姿に気付いた彼女は、まだ待ち合わせ時間
前だからいないと思ってたと言ったのですが、先ほどの
彼女の行動があまりにも謎でして、ひょっとして代理店
の中に知り合いでもいたのかと思って尋ねてみると…。

旅行代理店の窓にミッキーがいたので挨拶してたそうです。

そう聞いてよくよくその旅行代理店の窓を見ると、ほぼ
等身大のミッキーが貼られており、東京ディズニーランド
の旅行パックの説明がされていたのですが、まさか本当に
ポスターを見て挨拶する人間が、しかも身近にいるとは
思わなかっただけに唖然としてしまいました。


前々から話していたときに、彼女はディズニーランドが
好きでミッキーに会いたいと言ってましたが、まさか
そこまでとは。

僕はまだディズニーランド、どころか東京にすら行った
ことがないのでその魅力がわからないのですが、街中で
キャラクターを見かけたときに思わず挨拶したくなる
くらいステキなところとはぜひとも行ってみたいです。