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カテゴリ:日常
先週の末に、四弟(父の会社の経理)からお小遣いを貰っていました。
その前から欲しいものがあったのです。 Rio Rio Unite 130 256MB スカイブルー そうです。最近主流になってきたMP3プレーヤーです。 iPodが欲しいところですが、値段が高くて手が出せません。そこで価格比較サイトとにらめっこしながら、「お金が入ったら、コレが欲しいな・・・」と妄想ショッピングしていました。 そこへ四弟からのお小遣いです。 上記商品のお値段は8,500円。しかも税込みで送料・代引手数料とも無料です。在庫数が限定でしたので、急いで注文しました。 そしたら昨日の午前中に届きました。 昨日やろうとしていたことを全部中断して、遊びます。 MP3ファイルを作ろうとしたら、マイクロソフトのメディアプレイヤーVer.10で簡単に、CDから変換できます。時間もそんなにかかりません。 後はUSB接続して、エクスプローラーでコピーするだけで、音楽を持ち運べます。 今日は事情があって、最寄の総合病院(以前は国立病院でした)に行ってまいりました。昨年1月に発症した「突発性難聴」の治療をしに行けと、これまた四弟から命令され、別途治療費も渡されていたのです。 ちょっとだけ悲しい話を書きます。 この「突発性難聴」は、新潟県にいたときに発症していたものです。そのときも、その地の総合病院の耳鼻咽喉科に通い(その前に個人開業の耳鼻科に診てもらったのですが、「ウチでは治療できない」と拒否されて、紹介状を書かれたのです)ました。 最初の10日間は、濃い~点滴を打たれました。かなりドロっとした液体薬を2時間かけて点滴されていたのです。 その後、ようやく投薬治療でした。いっぺんに2か月分処方されます。 うつ病などの精神病と違って、「32条」などが適用されませんから、無職でも3割負担です。1回の通院で、6千円以上かかっていたように思います。 昨年1月に発症して、3月、5月と通院しました。7月になっても、ちっとも治りません。 当時同居していた妻が、それにブチ切れました。「治る見込みないんだから、もう病院に行かないで。お金の無駄よ!」 そんな次第で、昨年7月に薬がなくなってしまったのですが、通院はさせてもらえませんでした。妻は“お金を持っている人間が一番偉い”という思想に染まっていました。 その後、ネットで「突発性難聴」について調べました。 「突発性」と表現されていますが、医学的には「原因不明」という意味だそうです。そして、これは一度なると治療が困難で、もう一生治らないケースが多いとも知りました。 妻の言葉がショックだったのに、ネットで調べた知識が追い討ちをかけます。 だから私は、右耳が大音量の耳鳴りしかせず、それ以外の音は全く聞こえないことが「当たり前」だと思おうとしていたのです。 しかし四弟は、それを認めませんでした。 折りしも四弟に会ったのは、私をスカウトしたがってくれている社長さんと待ち合わせしていた前でした。 「これから働くんやったら、片耳が聞こえへんかったら、困るやろが!」、四弟は激怒していました。 その激怒に、母が怯えてしまったので、私は耳鼻咽喉科に行かねばならなくなりました。 個人的な偏見ですが、総合病院というのは官僚的で、型どおりの診察しかしてくれないところです。 そんなところに通っても、私の耳が聞こえるようになるとは限りません。 贅沢で買ったMP3プレイヤーを供にして、寒波が押し寄せてきているなか、総合病院まで行ってきました。 受付で初診の手続きに時間がかかり、さらに診察室の前の待合室で大量の時間を消費しました。 ようやく診察室に呼ばれたと思いきや、前にかかっていた病院でのことを訊かれただけです。 上記のような次第を話したら、「突発性難聴が治るのは、全体の3分の1です。残りの他人は治りません」と、あっけらかんと宣言されてしまいました。 医者は、私の思い込みの正しさを証明してくれただけで、薬も処方しません。しても無駄ですから。 数千円の無駄遣いをしたと割り切りながら、帰路に着きます。 帰ってきてから、1時間ほど眠りました。昨夜は、またよんどころない用事があって午前3時頃まで起きていたので、合計の睡眠時間は短いです。 それでも、新しい道具(前述のMP3プレイヤー)があるので、ワクワクしています。 手持ちの古いCDをMP3ファイルに変換し、一体どれだけコピーできるのかも試しました。個人的な感覚では、アルバム3枚分は入ります。256MBですが、結構使えます。 あと、FMチューナーも付いていて、受信感度もなかなか良いです。まだ試していませんが、FMラジオを、タイマー予約で録音することも出来るそうです。普通にボイスレコーダーとしても使えます。 右耳は聞こえませんが、音楽は楽しいです。これから、このMP3プレイヤーと仲良くしていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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