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大晦日は、恒例の身内の家族も集まり年取りの宴も終え 皆が家路につき22時が過ぎた頃でしょうか。 ”おばさん~!今年もお世話になりました。これおじさんに・・・” と仕事帰りの息子の友人が大きな花束を抱えてやって来ました。 長男の小学校からの友人で、互いが楽しい時、苦しい時を 分ち合っています。 長男と友人との深いつながりになった思い出話 少年野球のチームメイトであった2人は仲が良かったのですが 小学6年のある日、学校のグラウンドでつかみ合いの喧嘩になり 双方とも腕力には自信があり、草むらで上を下への取っ組み合いが しばらく続きどちらも根を上げずにころがったりしていたそうです。 誰かが先生を呼びに行ったようですが、駆けつけた先生も制止せず 成り行きを見守っていたそうで、力尽きた2人は大の字になって しばらく草むらに寝そべっていたそうです。 次の日、2人は何事もなかったように元通りになっていたそうです。 そのことを語る長男は、かけがえのない親友とのけんかの思い出を 誇りに思っているようにも感じます。 本気で相手と向き合い互いの力を出し合い、 相手を認め合ったのでしょうね。 毎年大晦日には、我家の年越しそばを楽しみに 来てくれているのです。 ”おばさん、俺11月に会社から辞令をもらい こんな役職になったんです。”と名刺を渡してくれました。 ”お父さん、よかったね~。○○君、立派になったね~” と私は、彼を子供同様に可愛がっていた夫に話しかけ、 ”さあ~年越しそばが出来ているから食べて行って・・” と言うと”まだ仕事帰りで家に戻っていなくて・・・ 家で待ってるから”と愛妻のもとへ帰っていきました。 みんな立派な社会人に育っているとしみじみと 味わう大晦日の夜でした。 彼の届けてくれたお花です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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