カテゴリ:日常茶飯事
寒い朝から一日が始まった。
旅行から帰ってくると、いつも非現実感を感じる。まるで夢でも見たような気がする。足を伸ばしたところや、出会った人々のことや、食べた料理の味や、ささやかな出来事に思い切り笑ったことや、面白く思ったものや、などなど、記憶の中にある夢の跡になってしまう。 まったく知らぬ町で探検するのが好き。バンコクで4回くらいタクシーに乗った。その中、とってもやさしくしてくれた運転手さんは三人で、言葉がそんなに通じなくても、英語とタイ語を混じって、いろんなことを教えてくれた。そして笑顔がとっても素敵だった。後の一人の運転手さんと喧嘩しそうになった。その理由は高額な料金を請求されたこと。 バンコクで注意すべきなのはメーターのついてないタクシーに乗る前に、料金の交渉を必ずすること。私たちは交渉しなかったので、ホテルについてから、運転手さんに普通の料金より四倍の料金を請求させたときに、びっくりした。「そんな、高すぎる、払いません」と私たちは英語で何回も言った。運転手さんはすごく怖い顔をして、タイ語をいっぱい話してきて、「払え、払え」みたいな感じだった。でも、私たちは結局普通の料金で払った。「いらなければ、お金払わないよ」と運転手さんに言って、お金を残して、タクシーから早く出た。格好よく見えたけど、実は私がちょっと慌ててた。タイには銃器が自由に買うことができるというガイドさんの話を聞いてたので、私が、もしその運転手さんが狙っていたお金がもらえなくて、頭にきて、銃を取り出したらどうしようと思っていた。 幸い、そんなことがなかった。 今回の旅行でいい思い出がいっぱい出来たと思っている。その一、タイ人が友好的で、とってもやさしかったこと。タイの女の子の瞳がとってもきれいだった。知らない人に対しても、じっと相手の瞳の奥まで見つめる。そして、彼女たちのやさしい笑顔が暖かく、美しく顔に咲くことがとっても印象的だった。周りの世界が明るくなったような気がした。 明後日からこちらにある職業学校の一人の日本語の先生の代わりに一週間くらい日本語読解の授業をすることになっている。その職業学校が日本語専攻科があって、高校1年生から3年生まで日本語専攻だけで、15名の教師と700あまりの生徒がいる。今日学校に行って、教材をもらってきた。見たら、びっくり!「高校三年生の日本語読解の教材がなんでそんなに難しいの」、「覚えるのは無理じゃ」と思った。私にとってもかなり難しく思った文章が高校三年生に教えるのは本当に大変だと思った。私への挑戦だね。一週間だけだけと、頑張って教えてみたいと思っている。 先まで、カナダに留学している日本人の友達とMSNでチャットしてた。「君の日本語、化石化しているじゃないの」、「もっと正式的な書き練習をしないと」といわれた。考えてみれば、確かにそうだった。最近になって、感じたのは、私の日本語レベルはある程度に到達したけど、前へ進めなくなっていること。気楽に会話ができるけど、書く力がやはり足りてないような気がした。自分の表現したいことや、感じたことが、うまく文章にすることができないことに気づいた。 もっと前へ進みたい。頑張ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.07 21:08:50
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