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原油の高騰で、ガソリンや軽油等の値段が上がっていますが、住田町の役場では、軽油で走る公用車に経済的で環境に優しいBDF(バイオディーゼル燃料)を使用しているそうです。
軽油に比べ、酸性雨の原因となる硫黄酸化物がほとんど発生しないなどのメリットがあるほか、廃油を原料としていることから廃棄物のリサイクルにもつながるとの事で、今後は町所有の重機などへの活用も検討していくそうです。 BDFは、天ぷら油などの植物性食用廃油にメタノールと水酸化ナトリウムの触媒を加えて生成。 ディーゼルエンジンの車両をはじめ、船舶や農耕機具、発電機などを動かすことができる、次世代のバイオマスエネルギーとして注目を集めているんだそうです。 7月13日から公用車のトヨタハイエースにBDFを使用して2週間ほど試験走行したところ、走り心地や燃費などに問題がなかったことから、それ以後本格導入しているそうです。 燃費は軽油リッター約8.9キロ、BDFでは約8.4キロと、大きな差はないとの事。 BDFは、陸前高田市米崎町の身体障害者通所授産施設「青松館」から1リットル85円で購入しており、軽油より30円ほど安い事になります。 同施設では、1日に95リットルのBDFを生成しており、すでに利用者らの送迎用マイクロバスやワゴン車、2トントラックの燃料に活用しているそうです。 住田町ってすごいですね。ペレットの生産やペレットストーブの導入にも積極的だし、町内の温室効果ガスを6%削減するのが目標なんだそうで、単なる経費節減のためだけにやってるんじゃないんですね。 BDFって、もっと普及しても良さそうだけど、どうなんでしょう? 手間がかかる割には高く売れないのかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 8, 2006 04:32:34 PM
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