止穏、再び!?
皆さん、お久し振りです。『止穏』(しおん)です。ここしばらく『shion』がお休みなので久々に私が登場です。前回の初登場から約3ヶ月振りになります。お初の人もいるでしょうから軽く自己紹介します。私(止穏)は、私(shion)の都合が悪くなると出現するもう一人の私です。普段、『shion』が穏便に済ませている事を暴露するのが好きです。暴露している内にいつの間にかグチっぽくなるのが珠にキズですが・・・。う ふ ふ ・ ・ ・ (-_-)(注:これはあくまでも"ネタ"です。なので精神鑑定は不要です。陽性が出るとヤヴァいし・・・)----------------------------------------------------------------------いやぁ、暑くなりましたね~。もうすっかり夏と言ってもいいくらいですね。夏の風物詩と言えば、生コン車(ナマコンシャ)の加水ですね。・・・え?知らないって??生コン車に水を注ぎ込んでいる図を夏の風物詩と感じるのは私だけ??そんなはずはない!・・・・・・と強弁してみるまず「生コン車」というのはコンクリートミキサー車の俗称です。(もしかしたら業界内ではメジャーな俗称ではないかも知れませんケド・・・)運搬中に生コンが固まらないように後部の樽みたいな部分をグルグル回して走る姿を、皆さんも見たことがあるかと思います。さて、この車の仕事は生コン工場から建築現場へ生コンの運搬です。運搬にあたっては"鉄則"があります。『工場から現場まで90分で辿り着かねばならない』ナゼかと言えば、生コンが固まり始めるからです。生コン工場って、その辺にウジャウジャ建っているワケじゃあないでしょう。工場から仮に、一般道/時速60km/ノンストップ/90分で、移動距離は90kmですか。ふ~む、ちょっとキツいけどあり得なくはないですよね。では、この条件に"渋滞"と"夏の高温"を加えてみると・・・?タンク(ドラム)の中の生コンはカピカピ(?)に・・・・・はさすがになりません。なったら大変だし・・・^^;しかし、少なからず"固く"なる事は確かです。では固くなった生コンは使えないのか?ちょっとくらい固くなったくらいじゃそんなコトはありません。しかし確実に、現場のコンクリートポンプで上に送りにくくなります。送りにくくなる=効率が悪い=工期が遅れるそれでは困るのでコンクリに水を加えて効率を上げる手段が取られています。『日本の建築が世界に誇れるのは工期の早さだけ』という説があります。それが正しいか間違っているかは私には分かりません。私に分かる事はただひとつ。コンクリに加水してない現場なんかナイっすよ(▼▼メもう、ポンプなんか軽快にバンバン回ってマス(≧∀≦)ノ☆ バンバン予定の2/3の時間でコンクリ打設かんりょーデス(はぁと・・・などと楽しい現場が多いワケですが何か?(マテ一番有名なのは福井県の美浜原子力発電所の三号機建設工事でしょうか。コンクリに余分な水を加えた効率優先の手抜き工事で問題になりましたね。一説では、加水の量(生コン車1台当たり約100L超)から推定してコンクリ強度が2~3割下がったとも。この分も含みで強度計算を行っているといいなぁ・・・(楽観的希望)何はともあれ。原子炉のコンクリ打設でも効率を優先できる日本ゼネコン業界はすばらしい。それが、たかだかタワー型高層マンションくらいで効率をムシできないだろう。フツーのマンションくらいなら言わずもがなである。これが私が戸建派である理由のひとつです。ここ数日でたまたまマンションの建設現場を覗く機会がありました。"紛争の2トップ"と言われる大手の現場でした。相変わらず加水されています、ええ、それはもういいカンジで・・・。Rさん、Hさん、そろそろヤメとけば??マンションの手抜き工事、建設トラブル、etc.etc....こういうのを見ると不動産業界にいるのが嫌になります。こーゆーブツも売らなきゃならないのもありますが、人としてイヤに・・・ノ_<。(しかも何年かしてからじゃないと絶対分からないし・・・orz)-----------------------------------------------------------------------さて、いかがでしたでしょうか このHPは人気blogランキングへ登録していますいまは124位あたりにいますお楽しみ頂けたらぜひクリックして下さいね^^