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2006年07月21日
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「博士の愛した数式」を観た。

出演は寺尾聡、深津絵里、吉岡秀隆。

「私」(深津絵里)は家政婦として博士(寺尾聡)のもとに通うようになる。

博士は数学の博士号を持っている。

ゆえに博士。

しかし博士は過去に交通事故に遭い、頭の怪我により彼の記憶は80分しか持たない。

忘れてはいけないことはメモに書き、服にクリップで留めてある。

毎朝彼のところに行くと「私」は常に新しい家政婦になる。

「私」の場合、決まって「君の足のサイズはいくつだ?」

「24です。4の階乗です」

「うん、潔い数字だ」という会話が繰り返される。

80分を過ぎると博士は遠い過去の記憶以外すべて忘れてしまう。

家政婦のことも。

それでいままでの家政婦は長続きしなかったみたい。

そこに「私」が配属された。

そんな博士と「私」とその息子、「ルート」との交流を描いた映画。

 

もとは3年くらいまえの同名のベストセラー。

本を読んですごくいい小説だと思って映画化されるって聞いて楽しみにしてた。

都合が合わなくて劇場では観れなかった。

残念。

今回DVDがレンタル開始ってことで絶対観ようと思ってたけどずっと貸し出し中だった。

最近あるのを確認してて今日借りて観た。

原作同様優しい空気感にあふれた作品だった。

博士の優しい語り方。

博士の記憶がなくなってしまい、毎回自分の自己紹介からしなくてはいけない、毎回同じ会話を繰り返さなければいけない、

そんなことを嫌と思わず

博士には「それは前に聞きました」と言わないようにしようと約束した「私」と「ルート」の優しさ。

数学は天才的だがほかの事は気にしない博士が子供(ルート)のことになると急に心配性になったり、

好き嫌いはいけないと言いながらニンジンを避けて食べるシーンはおもわず笑った。

 

数学。

実はあまり得意ではない。

受験の時は苦労したっけ。

この映画、それと本の中にはいろいろな数学の事柄がちりばめられている。

観てて思った。

過去の偉人たちをもってしても証明できなかった問題、解けなかった問題、

それにチャレンジして考えてみるのってすごいしカッコイイな、と。

大学一年のとき講義の空きコマに

学食の隅っこで数学の課題をゆっくり時間をかけてあーだこーだ考えてた。

数学苦手だったけどけっこう楽しかったんだよね。

「おおっ!なんか大学生っぽい~♪」なんて自己満足してみたり。

ま、それを解いて板書すると試験以外で5点もらえるってことだったんだけど。。←セコイ。

数学苦手だったけどもし小さい頃に博士みたいに優しく、興味持つような教え方をしてくれる人がいたら

数学得意だったかもね。

 

優しさだけでなく悲しさもこの作品から感じた。

博士は毎朝起きると自分の服に貼ってあるメモを見る。

書いてある。

「僕の記憶は80分しかもたない」

博士は毎朝、この悲しい、冷たい現実に直面しなければならない。

毎朝。

これは本当につらい。

「僕はなんの役にも立たない・・・」博士の言葉に悲しくなった。

試験勉強とかしてるとよく思う。

「自分の記憶力はもっとなんとかならんもんかね」

とか

「一度見たら忘れない脳が欲しい」とか。

実際にそういうひとはごくまれにいるらしいけど。

でも忘れる=悪ではない。

もし忘れることができなかったら

過去の悲しいこと、恥ずかしいこと、気まずいことをずっともってなければならない。

時間とともにそれらは薄れていくから、なくなっていくから

僕らは精神的に健康に生きていけてるんだ、と思ってた。

極端に言えば「忘れられることが幸せ」だと。

でも忘れたくないことを抗いようもなく忘れてしまうのはつらい。

そう思わせる作品だった。

 

「博士の愛した数式」、優しさ、悲しさを感じさせてくれる映画だった。

もう一回みたい。

当日返却にしなきゃよかった。

映画のDVDなんて一回観たら終わりだからレンタルでいいって思ってる僕だけど

これは買っちゃおうかな。。

本も引っぱり出してみた。

「読まなきゃ」本はたくさんあるけどこいつもエントリー決定。

・・・もう一本映画観ようかな・・・

もう3時だけど・・・

 

それでは・・・

博士の愛した数式

 






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Last updated  2006年07月22日 02時41分19秒
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