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2011年12月29日
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台風クラブ.jpg

【スタッフ】
監督=相米慎二     企画・製作=宮坂進
脚本=加藤裕司        撮影=伊藤昭裕
美術=池谷仙克        編集=冨田 功
音楽=三枝成章

【相米慎二】(そうまい しんじ)1948年1月23日 ~ 2001年9月9日)
映画監督 岩手県盛岡市出身 北海道釧路江南高等学校卒業、中央大学法学部中退
中大で学園紛争を経験 日本革命的共産主義者同盟の活動家、三里塚現闘団員を務めた
1972年、大学を中退した後、長谷川和彦の口利きで、契約助監督として日活撮影所に入所
長谷川や曽根中生、寺山修司の元で主にロマンポルノの助監督を務めた後
『翔んだカップル』(1980年)で監督デビュー
続いて 秀作『セーラー服と機関銃』(1981年)を発表。大ヒットとなり「薬師丸ひろ子」がマシンガンを撃った後に吐くセリフ「カ・イ・カ・ン」は流行語となった
執拗な長回しや、俳優への厳しい指導で独特の演技の特徴的な作風は 相米節として定着
その後、『ションベン・ライダー』(1983年)や『台風クラブ』(1985年)など、少年少女を主役とする
吉村昭原作『魚影の群れ』やにっかつロマンポルノ後期の秀作『ラブホテル』(1985年)といった滋味にあふれた作品を発表。賛否両論を呼んだ
1993年の『お引越し』において、それまでの長回しへの固執を捨て新境地を開く
1994年、湯本香樹実原作の『夏の庭 The Friends』を発表
1998年の『あ、春』では、新人時代に組んだ佐藤浩市、斉藤由貴を久々に主演に迎えて異色のホームドラマに仕上げ、キネマ旬報ベストワンなど各賞を受賞
2001年公開の『風花』ではまるで別な作家であるかのような落ち着きを持ち、本来の造形的なセンスを十分に開花させた円熟した作品を撮ったが、これが遺作となってしまった。
自身の故郷を描いた作品ということもあり、浅田次郎の小説『壬生義士伝』が次回作に内定していた。病室に資料を持ち込んで準備を進めていたが、その思いが成し遂げられることなく2001年に肺癌のため53歳の若さで死去。生涯独身であった

【キャスト】
三上祐一=三上恭一    紅林 茂=清水 健    松永敏行=山田 明
工藤夕貴=高見理恵    大西結花=大町美智子   会沢朋子=宮田泰子
天童龍子=毛利由利   渕崎ゆり子=森崎みどり   寺田 農=英夫
佐藤 允=清水留造   小林かおり=八木沢順子   石井富子=八木沢勝江
三浦友和=梅宮教師  尾美としのり=若い男・小林

【あらすじ】
『高見理恵』達は 高校受験を控える、ある地方都市の中学3年生
一見、普通の中学生のように振舞ってるが、心の奥底では「何か」が起こることを期待してる

ある日「理恵」のクラスの担任教師の『梅宮』の授業中に、「梅宮」の恋人の母と叔父を名乗る大人たちが乱入し、梅宮に恋人と早く結婚するよう迫る

翌日、台風が「理恵」達が住んでいる町を直撃するのだが 
画面に 時間の表示が時々あり 刻々と雨・風が強まってゆく

「理恵」は学校の始業時刻に間に合わないことを知ると、制服のまま東京へ行ってしまう

そのころ「梅宮」は生徒たちに台風がやってくるので早く帰宅するよう伝えるが、優等生で潔癖症の『大町美智子』は昨日の事件の真相を話すよう、梅宮に迫って帰ろうとしなかった

「理恵」の家族から理恵が家出したという知らせを受けた梅宮は美智子を残して職員室に向かうが、その間に美智子は彼女のことを日頃から慕っていた『清水健』に襲われる

そんなこととは知らない梅宮は理恵の恋人の『三上恭一』から「朝、理恵を迎えに行ったけど、理恵は出てこなかった」という言質をとると、理恵の家族に「学校は無関係です」と無責任なセリフを残し、美智子の姿が見えないことから美智子も帰ったものと思って、学校の入り口を施錠して帰宅してしまう

「美智子」を襲った「健」だったが、昔、理科の実験中にふざけて自分が美智子に負わせてしまった背中の火傷を見て、我にかえる

そこに物音を聞きつけた三上が駆けつけ・・・・さらに演劇部の部室でじゃれあっていて
帰る機会を逸してしまった『森崎みどり』らが合流する

「三上」は「梅宮」の自宅に電話をかけて、入り口が施錠されてしまったため、自分たちが学校に閉じ込められてしまったことを説明するが、泥酔している梅宮はまともに取り合わない

「三上」は大人に絶望し、学校に閉じ込められてしまったクラスメイトと乱痴気騒ぎを始める

そのころ、東京に行った「理恵」は大学生の『小林』にナンパされて、彼のアパートまでついていくが、「みんなが心配している」と嵐の中、東京の街に飛び出していく・・・・

騒ぎ疲れて、みんな寝静まる中「三上」は一人、人間が生きる意味について考えていた

そして、翌朝・・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日 たまたまCS番組“日本映画”で見つけて 見損なっていた「台風クラブ」を観ました

映画の前後に フジTV「笠井」アナが 主演をした教師役の「三浦友和」にインタビューがあり 「相米」監督が 如何にユニークな演出をする人だったかを語っています

「三浦友和」が シナリオを読んで「この役が私じゃ 間違いなくミスキャストですよ なんで私なんですか?」って聞くと  監督が「夢に出てきたんだよ」って・・・・

おかげで“清く正しく美しい 真っ直ぐな青年像”から脱げ出せたと 尊敬の言葉で語った

それと笠井アナが この映画「台風クラブ」は あのスタンリー・キュウブリック監督でジャック・ニコルソンが主演をしたホラー映画「シャイ二ング」のオマージュ作品だと力説してましたけど・・・・・確かに部分的には そんな感じの所も有りましたが・・・・なんだかな~

でも なんとなく中学生達が主人公の青春映画なんだけど 青春を謳歌するなんて場面は無く 妙に薄暗くて 陰湿なムードが立ち込めていて・・・・

オープニングが 夜の学校の屋外プール そこに潜って近づき 静かにゴーグルをした顔が出て プールサイドで水着姿の女子生徒6~7人が踊っているの水中から覗いてる場面なのだ

そこから始まる中学生達の 親も知らない はちゃめちゃ振りが見られて呆気にとられるが
25年も前から中学校って こういう状態が続いていて 今どき 当たり前なのかね

それとも これは完全にフィクションの世界で ありえない事なのだろうか オイラが観る映画や小説の世界で描かれている中学生達の言動は  今の若い親御さん達は心配だろうね

それから 台風が近づいて来るに従って だんだん子供たちのテンションが高まっていくプロセスが 相米監督の長回しショットで延々と続くのだ あの「健」が「美智子」を襲うシーン
や 体育館の舞台で踊りだし 雨風の降りしきる中へ飛び出し 裸になって踊りまくる   
オイラ的には「もう勘弁してよ!」って 思ったほど

子供達だけじゃなく 先生「三浦友和」も なんだか熱血先生には程遠い いい加減な先生で
授業中に 恋人の母親が乗り込んできて ひと騒動 何ともまァ!なのです

確かに 身体機能はどんどん大きくなるのに 思考回路は未成熟で なにやら悶々とした毎日
大人達の明快な判断と指導で信頼されていれば こんなにも悩まないのだろうし 暴れももしない筈・・・・

日本国トップの総理大臣からして批判の的で 偉そうにしてる大臣も次々に罷免されて・・・
 折角 国民の期待を受けて政権をとった民主党 完全にその約束を実行しない裏切りに

原子力発電所もあったほうがいいのか いらないのか その放射能の影響も大丈夫なのか
いや危険極まりないのか 消費税増税も止むを得ないのか・・・・・

不安定で疑問符だらけの子供達に 教師は 明快に答えられているのだろうか 
恐らく なんでもかんでも無責任な答えをして 曖昧のままにしてるんだろうナ

そんな 雰囲気がプンプンと漂う 摩訶不思議で刺激的な映画でした

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
今 温室で一番存在感があえる真紅の「カトレア」
013 (640x601).jpg

オイラ的花言葉:「憂患に生き安楽に死す」(ゆうかんにいきあんらくにしす)
*心配や悩みがある者は自らを戒め、その生命を全うすることができるが、安楽になるとつい 心がゆるみ、思わぬ死を招きやすいということ
(孟子は 国の場合も同様で、内に君主を諫めながら補佐する臣もなく、外に敵対するような  国もなくなると、国家は安逸に流れて滅びると説く)







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最終更新日  2011年12月30日 12時49分00秒
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