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2012年07月23日
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望郷.jpg

【スタッフ】
監督=ジュリアン・デュヴィヴィエ
脚本=ジャック・コンスタン
脚色=アシェルベ、ジュリアン・デュヴィヴィエ
原作=アシェルベ
台詞=アンリ・ジャンソン
撮影=ジュール・クリュージェ、マルク・フォサール
美術=ジャック・クロース
音楽=ヴァンサン・スコット、モハメド・イグルブーシャン
編集=マルグリット・ボージェ

【キャスト】
ジャン・ギャバン=ペペ・ル・モコ
ミレーユ・バラン=ギャビー
リーヌ・ノロ=イネス
ガブリエル・ガブリオ=カルロス
リュカ・グリドゥ=スリマン
フレエル=タニア

【あらすじ】
フランスの植民地アルジェリアの首都“アルジェ”
そこにある“カスバ”で 王者の様に畏敬され、友達の様に親愛されている男

『ペペ・ル・モコ』と呼ばれるフランス人
強盗20件、銀行襲撃2件とパリ警視庁の犯罪録に載っているお尋ね者

アルジェの警察当局は武装して数回カスバを襲ったが、幾人かの犠牲を出すばかりで、
「ぺぺ」はおろか彼の配下の者一人も捕える事は出来なかった

「ぺぺ」に思慕を寄せるモール生まれの女『イネス』のもとに起居していたが、
此のカスバを一歩でも外に踏み出すと直ちに逮捕される事はよく知っていた

「ぺぺ」が 弟の様に愛している『ピエロ』、強欲の『カルロス』、
盗んだ宝石を一手で捌く『爺つあん』、その他『ジミイ』や『マックス』等がいた

「ぺぺ」は本国から此のカスバに逃れて既に2年、
狭いこの地がまるで牢獄の様に思われ、“望郷の念“ 抑え難いものがあった

アルジェ警察の刑事『スリマン』はアラビア人カスバの地理に通暁している
唯一の官吏だが、ぺぺをカスバの外へ誘い出そうと気長く好機の到来を待っている

美しいフランス女『ガビイ』 見物に来て連れの者とはぐれてしまった
「スリマン」に助けられ 原住民の家へ這入った時、右手に負傷した「ぺぺ」が現れた

「ぺぺ」は一目で「ガビイ」に心を奪われ
この時から「ぺぺ」は酒に浸って 街と「ガビイ」を狂気の如く慕うようになって

静かに時を待っていた「スリマン」は、狡猾な計略を仕掛けた・・・・
それは 「ぺぺ」が射殺されたと「スリマン」は「ガビイ」に告げ
傷心の彼女はパリへ帰るより他はなかった・・・・

ぺぺの手紙を持ったカルロスも街へ下りたきり帰らなかった。

「ぺぺ」は手先を責めて すべての事実を知ると、総てを振り切って街へ下りた
嫉妬に狂った「イネス」は「スリマン」に密告して・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【カスバ】
回教徒が集まっている一劃の区域を指すのであるが、中でもアルジェのカスバは世界遺産
市街から独立した丘陵の上に位置し、家々は丘陵の斜面に重なる様に並び、
露台で通じ合っているので、あたかも一大堡塁の様な外観を呈している
石畳の坂道は曲がりくねって外来者には 迷路の如く東洋風の怪奇と秘密の世界である

そしてオイラ的には“アルジェのカスバ”と言えば 直ぐ思い出す
この歌  「カスバの女」
     涙じゃないのよ 浮気な雨に
     ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ
     ここは地の果て アルジェリヤ
     どうせカスバの 夜に咲く
     酒場の女の うす情け

えっ  知らないの~?  「青江三奈」だっけ 歌ってたの?

ツー事で・・・・調べてみました た~くさんの歌手が歌っていました
元歌は「エト邦枝」さん という歌手で(流石のオイラも聴いたことなかった)
「ちあきなおみ」「水田竜子」「キムヨンジャ」「八代亜紀」「梶芽衣子」
「舟木一夫」「前川清」・・・・・

そんな中でオイラ的に一番は 酒場女の雰囲気や歌の迫力が抜群な「藤圭子」でした

えっ・・・・・ナニ 語ってるのかって?

アッ! ごめん、 そうそう「望郷・ペペルモコ」だった

昔々に 観てた筈なんだけど・・・・あのラストの名場面しか 覚えてなかった
と、いうよりも 名場面な故 何度もあの場面だけ切り取って見せられていたからか?

大型客船が港を・・・・デッキから「ギャビー」が 粋な帽子を斜めに被り 見詰める
囚われて両手に手錠の「ぺぺ」  思わず叫ぶ「ギャビー」  その時汽笛がボーと
耳を抑える「ギャビー」・・・・船は港を離れてゆく・・・・膝から崩れ落ちるぺぺ

この場面の為に この映画「望郷」があるような感じ

主役「ぺぺ」を演じたのは「ジャン・ギャバン」
この時 既にオッサン風の貫禄を見せているが まだ33才だった

オイラ的に彼を認識したのは 1953年の あの映画「現金に手を出すな」だった
ジャック・ベッケル監督 「ジャンヌ・モロー」「リノ・ヴェンチュラ」共演
49才の「ギャバン」は すっかり風格を備えた 熟成した男になりきっていた

だから この「ペペルモコ」の「ギャバン」は 少々そのイメージを損なう所が見られ
それはね あの都会の女「ギャビー」に 一目惚れして のぼせ上がり・・・・
街に行くと 見境なく狂ったように走り出したとこなんぞは ネエ、チョット頂けない

でも 75年も前の映画 当時の映画ファンにとっては堪らない魅力だったのだろう
1939年度 キネマ旬報外国映画ベストテンは NO1 なんだから

映画世界遺産の一つ ジュリアン・デュヴィヴェ監督作品「望郷」でした

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寝室前の塀際で白い花を咲かせた「ブットレア・ふさふじうつぎ・大葉酔魚草」有毒植物
ブットレア.jpg
オイラ的花言葉:「躓く石も縁の端」(つまずくいしもえんのはし)
         *ふと躓いた石でさえ、数ある石の中で何らかの縁があって
          足に当たったのだ、この世の中で出会うことはすべて、
          何かの因縁で結ばれているということ
         *また、どんな些細なことでも疎かにしてはいけないという教え





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最終更新日  2012年07月24日 18時38分37秒
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