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2012年08月18日
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永遠の1.jpg

【スタッフ 】
監督=根岸吉太郎   脚本=内田栄一   原作=佐藤正午
撮影=川上皓市    美術=寒竹恒雄   音楽=野力奏一
主題曲=渡辺貞夫   編集=鈴木 晄   助監督=平山秀幸

【キャスト】
時任三郎=ぼく・田村宏   大竹しのぶ=小島良子  中嶋朋子=北村いづみ
小林聡美=ぼくの妹     竹中直人 =ヤクザ久保 中村久美=ぼくの婚約者
藤田敏八=ぼくの父     マッハ文朱=木庭道子  小夜福子=良子の祖母
吉行和子=ぼくの母     川谷拓三 =競輪友達  津川雅彦=ヤクザ藤田
段田安則=ぼくの同級生   蝶野正洋 =ヤクザ?

【あらすじ】
『田村宏』は しつこく つきまとう婚約者と別れる為 勤めていた市役所を辞めた

そのせいか このところ 再びツキが回ってきた
女にはモテるし、ギャンブルにも負けなくなったのだ

高校の同窓生と飲んだ晩、帰り道で娼婦に声をかけられホテルへ行った
そのとき、「田村」は 娼婦に「前にも一度寝たね」と言われびっくりする

ある日、彼は競輪場の休憩所でパートをしていた『小島良子』と知り合った
デートしているうち 「良子」は自分が出戻りであることを告白

「宏」は 競輪場で親父と偶然に会い「お前によく似た奴がいて間違えた」と言われ
そして今日も、スナックで会った親父は また同じ男を見かけたという

その夜、「宏」は「良子」をアパートへ連れて来て 二人は抱き合った

何故か泣きじゃくる「良子」・・・・理由を聞くと勝手に涙が出てくるのだという
そして彼女は別れ際「もう電話をしないでくれ」と言った・・・・

又ある日 アパートの近くで「宏」を見た女子高生が 何故か何時までも見つめていた

その数日後、彼は競輪場で二人のヤクザもんに襲われた
人違いとわかってくれたが・・・・聞くところによると その自分によく似た男は
『野口修治』といい、あっちこっちで 悪いことばかりしているらしい

そんなとき、再び「良子」がやって来て「電話するなは バアちゃんが煩いから」と
そして 二人の関係は元通りになった

一方で 不思議な女子高生は 『北村いづみ』という少女で・・・・
突然「宏」を訪ねてきて「修治さん」と言って 泣き出す

自分は「修治」ではないと説明したが、それならば「修治さんになってほしい」という

「宏」は 自分とそっくりな「修治」と会ってみることにした

そして高校生「いづみ」が やっと その本物の「修治」と出会うことができ 

その「いずみ」の世話で 駅で会うことになった「修治」と「宏」
しばらく見つめ合ってから、どちらともなくおじぎをし・・・・ 
サングラスをはずしてもらったが、あまり似ていない

宏は「おれ、ニセモノでいいよ」と言って別れた・・・・
一部始終を横で見ていた良子が「ホンモノよりあなたのほうがずっといい」と・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1987年 もう25年も前の映画なんだけど その出演者が なんとも凄い

主演の「時任三郎」は さて置いても・・・・今やみんな主演級の俳優さんたち 
「大竹しのぶ」「中嶋朋子」「小林聡美」「吉行和子」等の女優陣も
「津川雅彦」「藤田敏八」「竹中直人」「川谷拓三」等の男優陣も・・・・

流石「大竹しのぶ」の芸達者振りには感心する
或る時は なんとも愛おしい 可愛いい女になりきり  
又或るときは なんとも不可思議な訳の解らぬ女になって 男を困らせ
かと思えば 男を悦ばせる手練手管の世話女房に変身したりする
いわゆる つかみどころのない 魅力的な女が演じられる女優だ

そして出番が少ない俳優も それぞれに個性豊かに のびのびと演技してるのが解り
思わず 口元がほころんでしまう

特に「竹中直人」のハジケぶりや  「吉行和子」の嘆きぶり等は 爆笑モンだった

「時任三郎」演じる主人公「田村宏」の人間性は オイラ的には共感できるもんじゃない

父親「藤田敏八」は 妻が経営する美容院の従業員と出来てしまい 家を出ていて
その妻「吉行和子」は 娘「小林聡美」と生活してるが 「宏」は一人アパート暮らし

失業中にもかかわらず就活もせず 特に趣味もなく ただ競輪場通いが日課
それでも みすぼらしくなく ひょうひょうと 毎日を生きている 無気力男

そんな「宏」に そっくりな人物が 近所で噂になっていて・・・・
それが「宏」に影響を及ぼすようになってきて どんな奴か 会って確かめたいと

でも ナント会ってみると 背丈とかシルエットは同じようなんだけど 顔は似てない

あれーェ? この映画のキモは  瓜二つの他人が居て 
自分の存在価値とか 自分のポジションとかを認識するみたいなのがテーマかと・・・・・

だから オイラ的には きっと時任三郎が二役で 出てくるものと 思っていたが
完全に肩透かしをくって・・・・

大したことない 自分似の男に失望し 「俺 ニセモンでいいよ」発言となった
それに「良子」が被せて「ホンモノより あんたの方がずっといいよ」で 締めるのだが


今は 離れて暮らしている二人 
ホンモノ(ニセモノ)が残していったビニール傘をさし 歩いて行く「宏」
見送ってるのか「良子」・・・・カメラが引いて 雑踏に紛れる二人・・・・

この余韻を残した終わり方が・・・・その後の二人について考える そして語り合える
という“技”なんだろう

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他所の家の塀際に見つけた「アップルミント・まるばはっか・丸葉薄荷」
コップに数枚の葉を入れ お湯を注ぎ 好みで角砂糖をいれて“ミント茶”に
因みに“モロッコ”では チャイといえば どこでもこれだった・・・・・
ミント.jpg
オイラ的花言葉:「他人の空似」(たにんのそらに)
         *血のつながっていない赤の他人同士が偶然にも似ていること
         *現実においても、世の中には自分と同じ顔をした人間が3人はいると
          言われている為、意外とバカにできないかな・・・・






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最終更新日  2012年08月19日 18時46分55秒
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