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昨日 赤坂溜池の「サントリーホール」での「辻井伸行」リサイタルの前に オイラが座禅に通ってる臨済宗“高源寺”住職の勧めもあって 渋谷BUNKAMURAザ・ミュージアム で「白隠展」を鑑賞しました 今朝も6時から 高源寺の坐禅に行きました 勿論本堂の扉は全て開けてあり冷気が吹き抜け火の気は一切ありません 特に今日の冷え込みは厳しく 顔や手先や足先が痛いほど 寒い所為か オイラの他もう一人の方と住職の 三人の座禅でした 坐禅が終わり「般若心経」の他に 声を合わせお経を読むのが「白隠禅師 座禅和讃」です その「白隠禅師」の“絵と書”の展覧会なのです これは白隠禅師の描いた「自画像」です なんともユーモラスで茶目っ気にあふれ 何故か 達磨さんに似てるというか・・・・自分が達磨さんのモデルなんだろう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【白隠展の内容】(案内状からコピー) 江戸時代、臨済宗中興の祖『白隠慧鶴・はくいんえかく』(1685~1768年)は、出家・苦行・成道に続く遊行、説法の晩年期、民衆にわかりやすく禅を伝えるため、「釈迦図」や「達磨図」、「観音図」をはじめ、豪放にして時にユーモラスかつ慈悲心に満ちた書や画を数多く制作しました。 自らが到達した『禅』の境地を、技巧にとらわれずストレートに表現した白隠の斬新な書画は近年、高く評価されています。 本展は、都・臨済宗・五山禅林・仏教と深くかかわる白隠の生誕320年を契機に、白隠コレクションで知られる細川家ゆかりの財団法人 永青文庫と、白隠が住した松蔭寺(沼津市)所蔵の代表作を網羅した、かつてない規模の展覧会となります。 凄まじい迫力と溢れる慈悲心で、見る者を圧倒する白隠の書画芸術をご堪能ください ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 40才台に描いた「半身達磨図」 貸し解説イヤホーンによると まだ 線に迷いがあり やぶにらみの大きな眼や 出っ歯 髭等を丁寧に描いているが ダイナミックさ に欠けると・・・・でも迫力満点で 上の自画像と どうでしょう? これが最も有名な 縦2mを超える大きな 朱色に彩色した「半身達磨」 80歳を超えての最晩年作 なんとも突き抜けた軽妙洒脱さ だけど観る者を惹きつける 賛に「直指人心、見性成仏」とあり 意味は「自分の心にこそ仏が宿り、それを自覚することで仏になる」と白隠は説いています 土曜日ということもあるのだろうが 午前中なのに会場は 外人も混じる かなりの混雑で「白隠禅画」の人気というか 禅宗への関心が高いことを示しているのだろう 今まで無宗教を通してきたが 人間が生きてゆく為の心の指針となるべき“核”を持つ大切さ 迷ったとき 悩めるとき 悲しみのとき だけじゃなく 普通の生活に感謝できる事の為に 支えとなるモノとしての宗教の必要性を この歳になって知るオイラなのでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月17日 19時04分10秒
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