オイラのブログ

【スタッフ】
監督＝ニック・コパス　　　　　製作総指揮＝ジャスティン・ボドル
脚本＝レイ・ハーディング　　　原作＝ジェームズ・フォレット
撮影＝リチャード・ブラック

【キャスト】
リチャード・ロクスバーグ＝トム・アーチャー（科学者）
フランシス・オコナー　　＝サラ（弁護士）
クレア・フォーラニ　　　＝ジャクリーン（トムの妻）
ベン・クロス　　　　　　＝スティーヴン（トムの父親）
サイモン・カロウ　　　　＝イギリス首相
スティーブン・モイヤー　＝モイヤー環境大臣
サム・ニール　　　　　　＝カバナー（ヘイロー社社長）


【あらすじ】
西暦２０２０年
地球温暖化で　世界中で多くの地域が砂漠化

イギリスにも難民が大挙して押しかけ、国際封鎖を余儀なくされる

そして　枯渇して深刻化するエネルギー危機の対策として・・・・
北極圏の氷原の下に眠る石油掘削計画が進行していた

科学者の『トム』は、グリーンランドで作業を行うヘイロー社の掘削設備が
氷原を破壊し新たな氷河期を招くと警告するが　聴き入れる者がいない・・・・

「トム」が　北極の現地調査に乗り込んだことを知ったヘイロー社『カバナー社長』は
専属弁護士の『サラ』を監視役として送り込む

一方、「トム」の妻『ジャクリーン』と娘の「ミリー」は、
ロンドンに住み　葡萄畑を経営する義父『スティーブン』の家を訪れていた

北極で氷が融け始め　海流が変わった為　急激な冷気に包まれた北半球は豪雪に襲われ、
ロンドンでも　首相声明で市民らに　南への避難命令が発せられる

北極の掘削現場で殺されかけた「トム」と「サラ」は　崩壊・陥没する氷原から
観測基地からプロペラ機を譲り受け、狂った自然の容赦ない猛威の中、
「トム」は「サラ」の操縦で家族の救出に向かうのだが・・・・

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映画「インター・ステラー」でも　近未来に地球上に住めないほどの環境悪化問題
そして温暖化が招く資源枯渇問題　　地球上の人類滅亡に繋がるという警告の映画

アメリカ映画「デイアフター・トゥモロー」のコピー　基本的に同じストーリーで
イギリスのテレビ向け映画「デイアフター　２０２０　首都大凍結」

日本でもマッタク同様なんだけどサ　これだけ自然環境が著しく変化しているのに
政府の環境に対する取り組み姿勢が　あまり見えてこないコトに大きな不安が募るよネ

２０２０年と言えば東京でオリンピック開催が決まってる　大丈夫なんだろうか？
それも猛暑の７～８月開催なんて　熱中症で選手も観客もバタバタいったりしない？

それにしても　石油利用を推進する団体は、経済官庁、電力会社、重機メーカー、
エネルギー多消費産業等で　　彼等はCO2削減・省エネ対策・環境対策に関しては
いたって消極的で　そんな対策は自の利益を損なうからって・・・・

それと電力不足を理由に原子力発電再稼働が着々と進められているけど　年末の街でも
村でも　あのイルミネーション装飾は　一体どうなてるんだろう？　
いくらＬＥＤ発光だからといっても　行きすぎじゃないのかって思うのは余計な心配？　
煌びやかで綺麗なな装飾は嫌いじゃないオイラなんかでも　チョッとヘンだと思うナ

この映画　大手企業ヘイロー社の顧問科学者「トム」と企業弁護士「サラ」が口論
サラ「あなた方専門家は予測を誤った、南欧の干ばつも予測できなかったわよね」
トム「だからこそ、失敗から学んだ、次の災害に備えるべきだ」
サラ「気候変動も問題だけれど、エネルギー問題（景気問題）の方が重要よ」と

結果　北極地下に眠る石油採掘を強引に進める事で　大災害の引き金を引いてしまう

温暖化してるのに何故大凍結が始まるのか？
地球寒冷化の原因は、南極や北極、さらには多くの氷河の氷が溶け出し、
その溶けた真水が海流と混ざり合うことで世界中の深層海流が停止
その結果で、地球の寒冷化が始まるといわれております

つー訳で　映画の前半部分の地球環境保護に関する警告的なシナリオが
後半に入って　一気にイギリス・ロンドン始め世界中が凍結してゆくのだが・・・・

マイナス４０度だっていう設定なのに　そのリアリティーのない描写は完全に漫画だった
氷の海に落ち濡れたまま　這い上がり雪上車に乗って走り続け・・・・
兎に角笑っちゃうしかない程で　折角の前半部分が台無しになってしまった　

それと　世界中の人々はどうなった？　例えばイギリスより北の国々の人々や
オイラの住んでる日本の状態は・・・　

そんな状態や他人は無視して　主役の家族は南に向かう　食料も防寒着もなしに・・・・
　
ホントウのところ　２０２０年　地球はどんな風になってるのだろう・・・・
早急に　世界中の知恵を集め　対策を練るべき時じゃないのか？
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岡堰の「山茶花・さざんか」