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本書は、大企業病の組織でよく見られる閉塞した職場環境とその解決策について述べたものです。
現場の人々は、問題がよく分かっているが、問題はないことになっており、問題があるというと、不満分子であると認識され、言わない方がましということなる。当たり前だが、風通しが悪い。 しばしば、管理者は風通しを良くしたい、組織風土を変えたい、というものの、実際上、建前だけで当事者意識がない。 これらのことから、現場の人々を活かせるように、問題を問題として取り上げ、議論を自由にできるようにし、それをフォローするというリーダーシップ(本書ではそれをスポンサーシップと呼んでいる)が管理者に重要であるということです。 まず、本書を読んで思ったのは、閉塞感に関する内容については、相当納得するところがありました。要はこんな会社いっぱいあるんだろうなと思いました。この手の本を読んでしばしば思うのは、やっぱり管理者にならないとどうもならないことが多いということです。下っ端的には、管理者に対して本書の内容を紹介するぐらいかなと思いました。 ![]() なぜ社員はやる気をなくしているのか [ 柴田昌治 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月11日 13時09分28秒
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