福島立入禁止区域の犬猫
『犬猫救済の輪』動物愛護活動ドキュメンタリー福島に行くとき、必ずしも生きて帰れるとは思っていません。余震も何度もありました。運転も下手です.それでも私は、小さな力ですが、脳梗塞で自由に使えない左手足ですが、たとえひとつの命でも、この私の手でも救える命があるのなら、救いたいのです。不安と孤独と恐怖と餓えに苦しむ、なんの罪もない命を救いたい。リュックサックにエサと水をしょって、何キロあるかしれぬ山を歩いて越えて、最後の力を振り絞ってでも一頭の命でも孤独と苦しみから解放してあげたいのです。それが、私の本心です福島県から戻ってまいりました。福島での活動もいくらでもあるのですが、私には、警戒区域に取り残された動物たちのことを一時も忘れていることができません。立ち入りできなくなって、どこもここも食べ物は残っていないはず。猫達は、どんどん命を落としていっているでしょう。食べ物のない中での出産期にどれほど苦しい思いをしているでしょう。近づけない犬たちには、、捕獲器が必要です。大熊町にある柴犬が集まっている場所の付近では、20頭ほど目にしました。急がないと子犬がどんどん産まれるでしょう。猫も同様です。行政の対応では、はっきり言ってとてもとても追いつきません。沢山いる猫たちを救えません。外に沢山の猫がいるのです。どこにいるか把握できないと思います。今、勿論エサと水が必要です。命がけで餌をやりに行っている方もわずかにおられるようですが、それさえも今だけしかできないでしょう。警戒の厳しさもありますが、それ以上に冬となり雪が降ったら危険どころかたどり着くことはできないでしょう。冬が、殆どの犬猫達に死をもたらすことを、私は、今から大変心配しております。それはすぐ先の事です。「犬猫救済の輪さんのブログより転載」メスが発情すれば交尾をして子を作る餓死寸前でもその行動は行われるでしょう・・・弱肉強食の中、餓死した犬の死体を食べて生き残る犬あれから3ヶ月・・・たくさんの団体の方が保護活動をされています