ガイド・スピリット
私は自分のガイド・スピリット(指導霊)を単に「オヤジ」と呼んできた。私にチャネリングと呼ばれる対話が始まった頃はバシャールやエクトン(きゃ~なつかしーい)というエンティティ(宇宙意識?)をチャネルする方々がまだ隆盛で。私はそれと似たような現象が自分に起こったときに「まず疑った」。(苦笑)だってシンプルに「あやし~い(笑)こと」じゃーないですか!だから対話相手がそんなカッチョいいカタカナ名や○◎×神みたいなのを名乗ったりしたら残念だけど自分の妄想か低級霊が人を操る魂胆なんだろう、と判断しようと考えてました。低級霊と呼ばれる存在がどれくらい人を操りたがるかそのために神仏の名の「カタリ」をやるか知っていたのでとても慎重になっていた。以前、古神道の道を行く先生と親しかった時にいわゆる守護霊というのは神道では「親神」というものに相当するのではないか?というような話を聞いた。肉体の親ではなく神に繋がる肉体に入った霊魂が私たちで、それを導く親たる肉体のない意識たち。確かに「オヤジ」はつきあえば付き合うほど理想の「父なる存在」だった。よけいな口ははさまないで見守り、私の「気づき」をずっと後ろからうながしてくれているようだった。時々ケンカのようなこともしたけどそれは私の欠点である「反抗心」が顔を出した時。それでもオヤジは見守りつづけてくれ決して見捨てられることがなかった。そしてこの「オヤジ」かなり言うことがユニーク&時に的確すぎて辛辣で「そんなこと困ってる人に言えないよーーー。」と至らぬ私などは思うのにそのまま伝えた方がその方がパッと目覚めてくれたりする。また、時に爆笑の渦になってしまって目に見えない存在なのに「靜さん、オヤジさんにヨロシクお伝え下さい。」なんて言ってもらったり。(けっこうオヤジのファンの方が居て面白いのデス。)最近、よくセッションを受けてくれる人から「私にも守護霊さまは居るのでしょうか?」という質問を受けますが、「親のない子」はおりません。親の存在をありがたいと思わなかったり親の言うことに耳を貸せないようになってしまった子が居るだけです。ココロを開けば必ずあなたにもあなたを見守る存在が感じられること、と私は思います。