今日を生きる　　　　　　伊達静香

今日は、雨の一日になりました。





風が強く、窓に雨が打ち付けていました。

でも、真冬のような冷たい雨ではなかったように思います。春に向かっていることを感じます。


夕べは、少し疲れが出てしまいました。

早く寝ようと睡眠導入剤を飲みましたが、中々、眠ることができませんでした。

今日は、ムスコのエイサーの朝練の日でしたが、起きることができず、夫が朝食の準備をしてくれました。

私は、８時過ぎに起きて、お風呂へ。ゆっくりとお湯に浸かっていました。


今日は、少し、調べ物や資料の整理をしておこうかなと思いましたが、ムスコの献立表を見ると、「要代替品」の文字が。

でも、今日の献立は、「ガーリックトースト」なので、時間が掛からず作れました。

とは、言っても、風も強い、雨の中、トボトボとムスコの学校を目指して、歩きました。

タイミング悪く、今、車を車検に出しているところです～。

着ていたコートもびしょびしょになってしまいました。

でも、これ程の風と雨でもそれ程寒さを感じなかったのは、やはり、弥生三月の雨だからでしょうか。



徒然草の第１８９段に『今日はその事をなさんと思へど』という段があります。


今日は、その事をなさんと思へど、あらぬ急ぎ先ず出で来て、まぎれ暮らし、待つ人は障り有りて、頼めぬ人は来たり、頼みたる方の事は違ひて、思ひよらぬ道ばかりはかなひぬ。

（今日は、その事をしようと、思っていても、思いがけない急ぎの用事ができ、それに紛れて一日を費やすことがある。また、待っている人は、用事ができて来られず、予定のない人が来たり、期待していた事はうまくいかず、思わぬ事がうまくいったりしたりするものだ。）

わづらはしかりつる事はことなくて、やすかるべきことはいと心苦し。

（めんどうだと思っていたことは、たやすくでき、たやすいと思っていたことが大変だったりする。）

日々に過ぎ行くさま、かねて思ひつるには似ず。

（毎日、予想していたこととは違う。）

一年（ひととせ）の中（うち）もかくの如し。一生の間も又しかなり。

（１年もそのようである。人の一生もまた、同じである。）

かねてのあらまし、皆違（たが）ひゆくかと思ふに、おのづから違はぬ事もあれば、いよいよ物は定めがたし。

（前から予期していたことが、全てうまく行かないと思っていると、たまたま思うとおりなることもあるので、益々、物事を予定するのは、難しい。）

不定（ふぢやう）と心得ぬるのみ、実にてたがわず。

（先のことは不確かだと心得ることだけが、真実で間違えのないことだ。）


病気をしていると、中々、人と約束したり、予定通りにならないことも多いです。
長い間、知っている人なら、病気のことも知っているので、「今日は、具合が悪いから。」とドタキャンできますが、長いつき合いの人出はなく、病気の知らない人には、中々、ドタキャンするのは、申し訳ない気がするので、本当に調子のいい時に約束するようにしています。

でも、ずっといい調子を維持できるとも限らないので、中々、約束するタイミングが難しいです。


今日も夕方、ムスコの塾弁作りで忙しかったです～。




今日は、サワラの西京焼き、シュウマイ、ほうれん草のソテー、薩摩揚げの甘辛煮デス。
ちょっと、詰めすぎました！

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