障害者になって分かったこと

2010年07月11日

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カテゴリ：心の病

７/9頃から
Ｆ氏の相棒の部屋で

Ｆ氏、雫、相棒君
その３人で仕事で缶詰です。

まー雫も仕事手伝ってるんですが

主には
「メシ炊係り」です。

相棒君がﾃﾞｻﾞｲﾝした水着の試しコピーに勝手にぬりえして
相棒君が気に入った色合いを採用してもらったり

各ページの見出しアピール文字
例：あなたのﾁｰﾑﾛｺﾞを印刷！ﾁｰﾑ一団となってやる気も盛り上がる!!

相棒君「・・・股間が盛り上がってるｲﾒｰｼﾞしか浮かばん。ﾎﾞﾂ。」
雫「うえ～？？」

そんな事しつつ
大抵、ＴＶはつけっぱで、仕事ﾋｰﾋｰ言うてる二人を横目に
雫はぼーっと見てる

そんな時、
昔（雫が中学生くらいかなぁ？）のドラマを再放送してた。

雫「豊ｴﾂ！若!!常盤貴子!?今ﾅﾆしてるんやろ!!」

そです
耳の不自由な豊ｴﾂと　芝居に燃える常盤

中学の頃は

耳不自由って不便やな～
とか
・・・？なんで怒るん？？？
とか思っていた。

でもわかる！
今ならわかる!!

そうなんだよ！
「障害者＝かわいそう」ではないんだよ！

自分で出来る事は　自分でしたい！つか出来るし!!!

そのｼｰﾝを簡単に思い出すと････

貴子は豊ｴﾂに自分の芝居のﾁｹｯﾄを渡し
「芝居を見に来てね！約束だよ！」とたどたどしい手話で話す

豊ｴﾂはその頃
『耳が不自由な孤高な画家』と言う触れ込みで雑誌に載る

雑誌では「絵」の事にはほとんど触れず
「耳が聞こえなくなった理由や母が居ない事」
そんな事ばかりをもてはやされ　「絵を宣伝する」と言う目的は
果たせなかった

嫌な関係者には
「障害者のスポンサーになったらその会社のｲﾒｰｼﾞｱｯﾌﾟにもなるしね、
この際、絵が上手い下手はどーでもいいよ」的な事まで言われる。

そんな事があったけど
貴子の芝居の日になり
タクシーに乗り込む

そこへ、腹違いの妹が一緒に無理やり乗り込んでくる

豊・手話で「ﾅﾆ!?」
妹・手話「どこ行くの？＾＾」

豊・手話「ここだよ（チケットを見せる）」
妹・手話「誰が出てるの!?女!?女でしょ！！」

豊・手話「いいから、運転手に言ってくれよ！」
妹「運転手さん、新大久保行ってください」

暫くタクシーに乗るが
いつまでたっても着かない

ブラコンの妹が　上野　を　新大久保　と言ったのだ。

豊・手話「ﾎﾝﾄにちゃんと行き先言ったのか？？」
妹「しょーがないなぁ～運転手さん上野に変更～」

運転手「ええ!?今から！？」

ﾀｸｼｰは渋滞に飲み込まれ。。。

豊ｴﾂは途中でおりて
歩いて向かう

ギャーギャーいいながら妹が追う

なんとかハコまで着いたのだが　もぅ会場に入れない
受付の人に身振り手振りで伝えようとするが
分かってもらえない

しょうがなく
メモに「約束まもれなくてごめん」としるし、スタッフに渡す。

しかし、それを見てた妹が

妹「彼、ｱﾀｼの兄なんです！ﾒﾓはｱﾀｼが渡します！」

まーｵﾁはわかったと思いますが
メモは捨てられ

来なかった彼の為に予約しておいた席の前にたたずんでる貴子に

妹「兄は障害者なんです！中途半端な気分で付き合わないで！この偽善者!!」

貴子「そんなつもりじゃ･･･私は･･お芝居の練習になればと･･手話を・・」

妹「じゃ！ｺﾚ分かる!?」

物凄い速さで手話をする。
おどおどする貴子

妹「ｱﾅﾀが中途半端な偽善な態度で付き合われると兄はｹｶﾞをするコトもあるんです!!」

翌朝
遅刻しそうで急ぐ貴子

公園で豊ｴﾂが見つける　落ちていたﾌﾘｽﾋﾞｰで　スィーと

にこやかに拾い　かけて来る貴子

豊・手話「昨日は行けなくてごめん」
貴子・手話「ううん＾＾いいの。それよりこれ・・・」

あの雑誌を出す

そして貴子のセリフ（手話で）

ｱﾀｼ　ｱﾅﾀ　ﾏﾓﾙ。　ｺﾚｶﾗ　ｱﾀｼ　ｱﾅﾀﾉ　耳ﾉ　ｶﾜﾘに　ﾅﾙ

中学の頃は
「やさしいやん！」

と思った
でも
今では

わかる

上から目線やねん・・・

障害者＝可哀想＝自分より　弱い。

違うねん。

わかってくれるかなぁ。

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最終更新日 2010年07月12日 01時45分16秒
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