目からウロコのハブベアリングガタ調整
ヤフオクで格安入手したAMG C36いろいろトラブルはあるがコンパクトなボディにパワフルなエンジンで街中、ワインディング、高速どこでもオールマイティに速い!そしてなんといっても少々ボロってところが神経質な私には気楽に乗れて、最近どんどん好きになってきている。そんなC36にも気に入らない点がいくつかある。中でも一番問題なのが直進性路面の微妙な凹凸でハンドルが取られ、ステアリングが落ち着かないのは悩みの種だった。購入時11万キロを超えており、タイヤは減り少ないもののサスアームのブッシュのヘタリ等でアライメントが狂いハンドルが取られるのだろうと推測しそのうちブッシュ交換を目論んでいたが、W124をいじるのに時間をとられ、C36は後回しになっていた。そんな中W202関連の掲示板にて「フロントハブベアリングのガタ調整」でハンドルとられが改善した書き込みを見てそのうち取り掛かろうと思っていたが先日アストロで安価で便利な工具を見つけたので今日ハブベアリングのガタ調整を行った。使用した工具はアストロで売られている「シールプーラー」価格は1500円ほどで、大小2本の先端鉤型のプーラーのセット。大きな方はハンマーで叩けるようになっている優れもの。まず車体をリフトしてタイヤを外す。ディスク中心部分にハブキャップが装着されているが上記のシールプーラー先端の鉤部分をハブキャップの溝に当て手前の直角に曲がった部分をハンマーで叩く。少し引っ張った後にキャップ反対側からもプーラーで引っ張ると無事キャップが抜ける。ハブナットが回らないよう固定されているクランプボルトを緩め、ハブナットを手で締められるだけ締める。クランプボルトを締めハブナット固定。(正式な調整はダイヤルゲージを使用するらしい)手持ちのグリスをベアリングに適当に塗りつけてハブキャップをかぶせ木槌で叩き込む。タイヤを装着し完了。ハブナットはさほど余計に締まらなかったのでこんな方法でハンドルがとられなくなるのかなとあまり期待せず試乗。結果はびっくり!路面のうねりにハンドルがとられることはかなり減少し、直進性が大きく改善していた。今回は手軽なメンテで非常に良い結果がもたらされその効果は嬉しい誤算だった。SL600も直進性に問題あるため、そのうち同様のメンテを行いたい。PS:今回のメンテで使用した便利・快適グッズ紹介アストロで購入したニーパッドちょっとした足回りのメンテに重宝新しい物を購入し、捨てようかと思っていた古いファンヒーター寒い中での作業にはありがたい!