テーマ:ザ・インド(24)
カテゴリ:インド編
=== アミンのおてまみ === ラダックから帰ってきた数週間後、 運転手を務めてくれたインド人のアミン君から一通の手紙が届きました。 それは明らかに代筆業者によるものでした。 アミン君は英語を話せても字が書けないので、 お金を支払って、代筆業者に手紙を代筆してもらったようです・・・・ 旅行をする時、私達は自分中心になりがちです。 自分がいかに楽しく過ごせたか、自分がいかにうまく困難を切り抜けたか、 自分がいかにたくさん値切ったか・・・・ でも、その裏には 現地の、そこで生活をしている人達がいるのです。 旅行をする時、その人たちのことを決して忘れてはいけないと思いました。 ぼくのなまえは、アミンです。 ぼくはインドでタクシーの運転手をしています。 ぼくが住んでいるスリナガルという所は、ヒマラヤのふもとなので、 いろいろな国からいろいろな人がトレッキングにやってきます。 ぼくは主に長距離を運転します。 タクシーを利用する人の中で一番多いのは、ド○ツ人です。 そして、一番きらいなのもド○ツ人です。 なぜド○ツ人が嫌いかというと、自分のことしか考えず その上なんでもお金勘定をするからです。 この仕事は、長い間お客さんと一緒にいなければいけないので、 ぼくはなるべく 嫌いにならないようにしなければいけません。 だから、ぼくはお客さんとは話さない事にしています。 お客さんと話さなければ、嫌いにならなくてすむからです。 この間 ぼくは空港のタクシー乗り場でお客さんを待っていました。 すると、日本人の女の人が3人 交渉にやってきました。 なんだか やかましそうな感じだったので、 いやだなぁ と思いましたが、ド○ツ人がうろうろしていたので、 ド○ツ人よりましかと思い、乗せる事にしました。 おんな3人は、最初からハイテンションをかまし、 ぼくは耳ががんがんしました。 しかも、3人で後ろの席に座ればいいのに、 1人変なおんながぼくの横に座って、 あれこれぼくのことを聞いてくるので、 ホントにいやになりました。 おんな3人は、疲れを知らないのか ずっとハイテンションをかまし、 その上、ストップストップと何度も 車を止めさせ、お○っこをしていました。 そしてぼくに あっち行けと命令するのだけど、 ぼくはあの人たちがお○っこする姿なんて、 頼まれても見ないと思いました。 かばんの中にいろいろなものが入っているのには びっくりしたよ。 トイレットペーパーまで持ってきてやんの。 きっと飛行機の中で 失敬してきたに違いない。 ぼくに、チップと言って ぎょうぎょうしく ボールペン一本くれたけど、あれだって、飛行機から がめてきたもんに違いない・・・・ それにしても ようしゃべるわ。 特にぼくの横にすわってるおんな、 ずっとしゃべりっぱなしや。 友だち おらんねんやろな。 とちゅうで ゲロはく わ おしりむきだして 長いことふんばっとる わ はなのあな まっくろ~とか言いながら、 はなくそ ほじっては 見ろ見ろと命令する わ、 最後には ぼくに気前よくくれた と思っていた 腕時計を 返せ返せとしつこくせまり・・・ 前の席のおんな、それでも気に入ったから、 スリナガルに到着後、 ばんごはん誘って 食べに行ったら、 食べるわ食べるわ・・・・ 遠慮というもん知らんのか! まぁ そういうことで、ド○ツ人に加え、日本人のおんなは ワースト2ということで。。。。 「旅は恥のかき捨て」なんて言って笑っているあなた、 外国は文化も習慣も違う所です。 日本人観光客が外国の人たちにどう思われるかは、 あなたの行動にかかっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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