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カテゴリ:耐震強度偽装問題
元1級建築士・姉歯秀次受刑者による耐震強度偽装マンションの一つ「グランドステージ藤沢」(藤沢市藤沢)の跡地に、新マンション「ロワール湘南藤沢」が完成し、22日、入居が始まった。新築間もない「わが家」から退去を余儀なくされてから4年あまり。住民は「本当にうれしい」と笑顔を浮かべながらも、二重ローンの支払いへの不安を口にした。
ロワール湘南藤沢は、地上13階・地下1階で、再入居者用の13戸と新規分譲用31戸の計44戸。昨年1月中旬に着工し、今年3月下旬に完成した。6戸は、部屋を分割して、約25平方メートル(1K)を貸し出す。 資材の高騰や、元住民らの意見調整の難航などで、再建計画は当初より約5か月遅れた。施行者もなかなか決まらず、元住民同士の話し合いは200回以上にも及んだという。 総事業費は約14億円。住民の追加負担は平均約1750万円で、最長35年かけて返済していく。 住民代表の鈴木元生さん(60)は「最初は暗中模索で、支援があるかどうかわからず苦労したが、ようやく長い闇から抜け出た」と話した。 住民副代表の斉藤貞夫さん(72)は「何十年も二重ローンを返済していかなくてはならず、苦難が始まるのはこれから。二度とこういうことがないようにしてほしい」と訴えていた。 (2010年5月23日 読売新聞) 追加負担が平均約1750万円ってサラって流せる金額じゃないですよ。 4年間も仮住まいして、総額の被害金額は一体いくらになるのでしょう。 本当に繰り返されてはいけない事件です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/05/25 11:35:02 AM
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